シンガポール旅行のeSIMは、3〜7日の短い旅程で何GB必要なのか、無制限は本当に要るのかが分からないまま、10社近い選択肢を前に止まりがちです。
結論から言うと、データ量を気にせず使いたいなら、7日間の無制限が2,980円のGlocal eSIMが6社で最も安く選べます。3GB以下で足りるなら7日3GBが1,190円のeSIM square、設定に不安があるなら24時間日本語チャットのtrifaが有力です。
ただしシンガポールでは、ジョホールバルへ日帰りするだけで通信が完全に止まります。シンガポール単国プランは国境を越えた時点で使えなくなるためで、対処法はマレーシア周遊で解説します。
料金・容量の売り方・接続回線の3軸で6社を比較し、各社公式サイトで2026年8月時点の情報を確認しました。
| サービス名 | 7日間の料金 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| \無制限が最安/ Glocal eSIM | 2,980円(無制限) | 全日数で無制限が最安。2位と1,070円差 |
| \少量が最安/ eSIM square | 1,190円(3GB) | 300MB240円から選べる。全プラン5G |
| \日数を延ばしても安い/ World eSIM | 730円(1GB) | 3日と7日の差が40円。旅程が延びても無駄がない |
| \初めてでも安心/ trifa | 1,960円(3GB) | 24時間365日の日本語有人チャット |
| \1日から買える/ Holafly | 4,490円(無制限) | 1日無制限690円。乗り継ぎや弾丸旅行に |
| \マレーシアにも行ける/ TRAVeSIM | 3,900円(周遊・無制限) | アジア18の国と地域。国境で自動切り替え |
目次
【結論】シンガポールのeSIMおすすめ6選
シンガポールのeSIMで迷った場合の代表解は、7日間の無制限が2,980円のGlocal eSIMです。6社の無制限プランを全日数で比較して最も安く、7日間では2番目に安いTRAVeSIMより1,070円、6社で最も高いtrifaより3,010円下回ります。
ただしシンガポールは国土が東京23区ほどの広さで、移動はMRTとGrabが中心です。1日あたりのデータ消費は他の海外旅行先より少なく収まる傾向があり、3〜5日の観光なら無制限そのものが不要なケースが大半です。7日間で3GBあれば足りる人なら、1,190円のeSIM squareが最も安く済みます。
以下、6社の位置づけを1社ずつ整理します。
Glocal eSIM|無制限を最も安く使いたい人向け
Glocal eSIMは、株式会社グローカルネットが運営するeSIMサービスです。シンガポールの無制限プランは3日1,680円から30日7,880円までで、比較した6社すべての日数で最安になりました。ただし通信は4G対応で、接続先の回線名は公表されていません。
eSIM square|3GB以下で足りる人向け
eSIM squareは、海外通信を30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するeSIMサービスです。シンガポールは300MB10日間が240円、1GB3日間が490円、3GB7日間が1,190円と、少量プランの価格が6社で最も安く設定されています。全プランが5G対応です。
World eSIM|旅程が延びる可能性がある人向け
World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場)のeSIMサービスです。1GBプランは3日690円に対して7日730円と、日数を4日延ばしても40円しか変わりません。6社でこの料金設計を持つのはWorld eSIMのみです。
trifa|設定に不安がある人向け
trifaは、株式会社トリファが運営する日本発のeSIMアプリで、24時間365日の日本語有人チャットに対応しています。シンガポールの接続回線はSingtelとStarHubで、現地の大手キャリアに直接つながります。料金は6社で高い部類ですが、開通前なら理由を問わず全額返金される保証を付けられます。
Holafly|1日だけ・日数が中途半端な人向け
Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、シンガポールでは無制限プランのみを提供しています。1日から90日まで1日単位で選べ、1日無制限が690円です。無制限を1日単位で買えるのは6社でHolaflyのみで、乗り継ぎや弾丸旅行の選択肢になります。
TRAVeSIM|マレーシアにも行く人向け
TRAVeSIMは、アジア18の国と地域で使える周遊プランを扱うeSIMサービスです。シンガポールとマレーシアの両方が対象で、国境を越えると回線が自動で切り替わります。日本語の電話サポートが24時間つながる点も、6社では数少ない体制です。
シンガポールでeSIMを使う前の確認3ステップ
eSIMは、対応端末でなければ購入しても使えません。しかもデジタル商品のため、購入後のキャンセルは原則できません。出発前に、eSIM対応・SIMロック解除・行き先の3点を確認しておきます。所要時間は5分程度です。
- STEP
eSIM対応か確認する
電話アプリで
*#06#と入力し、「EID」が表示されればeSIM対応です。表示されない機種はeSIM自体が使えません。目安はiPhone XS/XS Max/XR以降、Google Pixel 4以降、Galaxy S23シリーズ以降です。日本で購入したPixel 3およびPixel 3aはeSIMに対応していません。 - STEP
SIMロックが解除されているか確認する
キャリアで購入した端末はSIMロックがかかっている場合があります。iPhoneは「設定→一般→情報」、Androidは「設定→デバイス情報→SIMカードステータス」から状態を確認できます。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。
- STEP
マレーシアに行くかどうかを確定させる
シンガポール単国プランは、マレーシア側に入った瞬間に使えなくなります。ジョホールバルへの日帰りやマラッカ観光を1日でも予定しているなら、購入するのは単国プランではなく周遊プランです。旅程を確定させてから購入してください。
端末が対応していない場合の選択肢
eSIM非対応の端末やSIMロックが解除できない端末では、eSIMは利用できません。この場合はモバイルWiFiルーターのレンタルに切り替えます。WiFiルーターは端末側のeSIM対応を問わないため、この制限の影響を受けません。
- eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末を別途用意する(家族の端末を借りる等)
- 海外用モバイルWiFiルーターをレンタルする(手持ちのスマホをそのまま使える)
失敗しないシンガポールeSIMの選び方|4つのポイント
シンガポールのeSIM選びは、端末の対応状況を確認したうえで、データ量・容量の売り方・行き先・サポート体制の4点を順に絞り込むと迷いません。料金だけで選ぶと、無制限にしたのに使い切れなかったり、国境を越えた瞬間に圏外になったりする失敗が起きます。
ポイント1:1日に使うデータ量から必要な容量を決める
必要な容量は、1日あたりの使い方で決まります。シンガポールは国土が狭く移動時間が短いため、地図アプリを開いている時間も短く済みます。ホテル・ショッピングモール・多くの飲食店でWiFiが使えることもあり、他の旅行先より消費量が少なくなる傾向があります。
| 用途 | 1GBでできる目安 | 1日あたりの目安 |
|---|---|---|
| Googleマップ | 約20時間 | 0.1〜0.3GB |
| LINE・メッセージ | テキスト約50万通 | 0.05GB未満 |
| 配車アプリ(Grab等) | 約30回の利用 | 0.1GB前後 |
| Web検索・閲覧 | 約3,000ページ | 0.2〜0.5GB |
| Instagram・X閲覧 | 約1.5時間 | 0.5〜1GB |
| YouTube(標準画質) | 約1〜2時間 | 1〜3GB |
地図と連絡が中心なら1日0.3GB前後、SNSに写真を投稿しても1日1GB程度に収まります。3日間の旅行なら1GB、5日間でも3GBあれば足りる計算です。7日3GBならeSIM squareの1,190円、7日10GBならeSIM squareの2,010円が該当します。
ポイント2:デイパス制か期間総量制かを見分ける
比較でつまずく最大の原因が、容量の売り方の違いです。「1日1GB」と「7日で3GB」は、同じ表に並んでいても中身がまったく違います。前者は7日間で合計7GB使える計算になるため、料金だけを見て比べると判断を誤ります。
| 方式 | 仕組み | 向いている人 |
|---|---|---|
| デイパス制 | 1日ごとに容量が回復する | 使いすぎて途中で詰まるのを避けたい人 |
| 期間総量制 | 期間内の合計容量が決まっている | 総量が読めていて、単価を抑えたい人 |
デイパス制は、初日に使いすぎても翌日には容量が回復します。旅行中に容量を使い切って身動きが取れなくなる事態を避けられる点が利点です。一方の期間総量制は総量が読みやすい反面、序盤で使いすぎると後半が苦しくなります。
ポイント3:マレーシアに入るかどうかを確認する
シンガポールからジョホールバルへは、バスで1時間ほどで到着します。レゴランドやプレミアムアウトレットを目的に日帰りで国境を越える旅行者は多く、シンガポール単国プランのeSIMは、この時点で使えなくなります。
| 行き先 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| シンガポール市内のみ | 料金で選んでよい | 6社とも都市部の品質に大きな差はない |
| ジョホールバルへ日帰り | 周遊プラン | 単国プランは国境を越えると圏外になる |
| マラッカ・KLまで足を延ばす | 周遊プラン | 滞在時間が長く、通信なしでは移動が難しい |
| バリ島・タイと組み合わせる | 対象国を確認して周遊プラン | サービスごとに対象国が異なる |
ポイント4:サポート時間と対応手段を確認する
サポート体制は、初めてeSIMを使う人ほど優先度が上がります。日本とシンガポールの時差は1時間しかありませんが、平日日中しか対応していないサービスでは、週末の旅行中に相談できません。
| サービス | 対応時間 | 手段 |
|---|---|---|
| World eSIM | 電話24時間365日/フォーム9〜18時 | フリーダイヤル、LINE、WEBフォーム |
| TRAVeSIM | 24時間365日(電話) | 電話、LINE、メール |
| trifa | 24時間365日 | アプリ内の日本語有人チャット |
| eSIM square | 24時間(チャット) | チャット、国内6空港カウンター |
| Holafly | 24時間365日 | チャット、メール |
| Glocal eSIM | 平日9:00〜17:00 | 電話、メール(土日祝を除く) |
週末を含む2〜3泊の旅程が多いシンガポールでは、土日に連絡が取れるかどうかが実務上の差になります。Glocal eSIMは平日日中のみのため、この点は割り切って選ぶ必要があります。チャットではなく電話で相談したい場合は、World eSIMとTRAVeSIMの2社が該当します。
シンガポールのeSIM6社を比較
6社の料金・回線・制限条件を1枚で比較します。「eSIMは購入後にキャンセルできない」と説明されることが多いものの、実際には6社中3社が条件付きで返金に対応しています。
| サービス | 7日3GB | 7日無制限 | 接続回線 | 5G | 容量の売り方 | テザリング | マレーシア | キャンセル | サポート |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Glocal eSIM | − 提供なし | ◎ 2,980円 | × 記載なし | × 4Gのみ | 期間総量制 | ○ 可 | × 対象外 | × 不可 | × 平日9〜17時 |
| eSIM square | ◎ 1,190円 | △ 5,650円 | △ CMLINK | ◎ 全プラン対応 | 期間総量制 | ○ 可 | × 対象外 | × 不可 | ◎ 24時間・空港6か所 |
| World eSIM | ○ 1,300円 | × 5,950円 | ◎ Simba/StarHub | − | 期間総量制 | ○ 可 | × 対象外 | ◎ QR受信前なら可 | ◎ 電話24時間365日 |
| trifa | △ 1,960円 | × 5,990円 | ◎ Singtel/StarHub | − | 期間総量制 | ○ 可 | × 対象外 | ◎ 保証加入で全額返金 | ◎ 24時間日本語有人 |
| Holafly | − 提供なし | ○ 4,490円 | ◎ Singtel | ◎ 対応 | デイパス制 | × 1日500MBまで | × 対象外 | ◎ 6か月以内なら返金 | ○ 24時間365日 |
| TRAVeSIM | − 提供なし | ○ 4,050円 | ◎ Singtel/M1 | ◎ 対応 | 期間総量制 | ○ 可 | ◎ 周遊プランで対応 | × 不可 | ◎ 電話24時間365日 |
無制限プランの日数別比較
無制限プランは全日数でGlocal eSIMが最も安く、日数が長いほど差が開きます。最も需要の多い7日間で、2番目に安いTRAVeSIMより1,070円下回ります。
| 日数 | Glocal | TRAVeSIM | Holafly | eSIM square | World eSIM | trifa |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1日 | − 提供なし | − 提供なし | ◎ 690円 | − 提供なし | − 提供なし | − 提供なし |
| 3日 | ◎ 1,680円 | ○ 1,720円 | ○ 1,990円 | △ 2,800円 | × 2,960円 | × 2,970円 |
| 5日 | ◎ 2,480円 | ○ 2,850円 | ○ 3,290円 | × 4,410円 | △ 4,150円 | − 提供なし |
| 7日 | ◎ 2,980円 | ○ 4,050円 | ○ 4,490円 | △ 5,650円 | × 5,950円 | × 5,990円 |
| 15日 | ◎ 5,880円 | − 提供なし | − 提供なし | × 11,380円 | − 提供なし | × 11,990円 |
| 30日 | ◎ 7,880円 | − 提供なし | − 提供なし | − 提供なし | − 提供なし | × 16,000円 |
1日だけ無制限が必要な場合は、選択肢がHolaflyに限られます。他の5社は3日間からの設定のため、乗り継ぎや弾丸旅行ではHolaflyの690円が唯一の選択肢になります。
1日あたりの単価で比較
eSIMは端末代も事務手数料も発生しないため、支払総額はプラン料金と同額です。日数の異なるプランを比べる場合は、プラン料金を日数で割った1日あたり単価が判断材料になります。
| 日数 | Glocal | TRAVeSIM | Holafly | eSIM square | World eSIM | trifa |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3日間 | 560円 | 573円 | 663円 | 933円 | 986円 | 990円 |
| 5日間 | 496円 | 570円 | 658円 | 882円 | 830円 | − |
| 7日間 | 425円 | 578円 | 641円 | 807円 | 850円 | 855円 |
| 15日間 | 392円 | − | − | 758円 | − | 799円 |
| 30日間 | 262円 | − | − | − | − | 533円 |
Glocal eSIMは3日間で560円、30日間では262円と、日数を延ばすほど単価が下がります。旅程が確定しているなら、日数を切り詰めるより余裕を持たせたほうが単価は下がります。
容量固定プランの比較
容量固定プランは、300MB〜3GBの少量帯と10GBの中容量帯をeSIM squareが押さえる形になります。無制限が不要な人は、eSIM squareとWorld eSIMの2社から選ぶと料金を抑えられます。
| 容量 | 最安 | 2番目 | 3番目 |
|---|---|---|---|
| 300MB | eSIM square 10日 240円 | − 提供なし | − 提供なし |
| 1GB | eSIM square 3日 490円 | World eSIM 3日 690円 | trifa 3日 790円 |
| 3GB | eSIM square 7日 1,190円 | World eSIM 3日 1,260円 | trifa 3日 1,760円 |
| 5GB | eSIM square 5日 1,590円 | eSIM square 15日 1,690円 | World eSIM 3日 1,760円 |
| 10GB | eSIM square 7日 2,010円 | World eSIM 5日 2,710円 | eSIM square 30日 3,110円 |
eSIM squareの3GBは7日1,190円で、Glocal eSIMの無制限7日2,980円のおよそ半額以下です。動画を見ない旅程であれば、無制限を選ばないほうが1,790円安く済みます。
シンガポールのeSIM6社を詳しく解説
6社は、それぞれ異なる条件で最適解になります。順位は付けず、各社の最適な用途と、その裏側にある制約を1社ずつ整理します。料金・プラン内容はいずれも2026年8月時点の公式サイト記載内容です。
SkyeSiMは、当メディアを運営する株式会社FREEDiVEが提供する海外eSIMです。シンガポール単国プランに加えて、シンガポール・マレーシア・タイ・ベトナム・インドネシアの5カ国で使える東南アジア周遊プランがあり、国境を越えると回線が自動で切り替わります。以降の6社比較・評価とは独立した掲載枠です。
| プラン | 3日間 | 4日間 | 5日間 | 7日間 |
|---|---|---|---|---|
| シンガポール 1GB/日 | 955円 | 1,250円 | 1,550円 | 2,145円 |
| シンガポール 2GB/日 | 1,430円 | 1,965円 | 2,385円 | 3,355円 |
| 東南アジア周遊 1GB/日 | 910円 | − | 1,318円 | 1,824円 |
| 東南アジア周遊 3GB/日 | 1,926円 | − | 3,039円 | 4,153円 |
- 東南アジア周遊プランはインドネシアを含む5カ国対応。シンガポールとバリ島を組み合わせる旅程でも1枚で使える
- 7日間で比べると周遊プランのほうが単国プランより321円安い。マレーシアに行かない場合でも不利にならない
- 1日単位で日数を選べる。乗り継ぎや2泊3日など短い旅程でも容量が余りにくい
- 「eSIMあんしんオプション」450円を付けると、ガイド通りに操作しても接続できなかった場合に全額返金される
- 未使用時の有効期限が90日間あり、出発の1〜2か月前に購入しても失効しない
シンガポールは4G回線での提供のため5G通信には対応していません。接続先は現地の大手キャリアですが、回線名は公表されていません。データ通信専用で電話番号の発番・SMS送信にも対応していないほか、SIMロックがかかった端末では利用できません。
Glocal eSIM
- 無制限プランが3日1,680円から30日7,880円まで、比較した6社の全日数で最安
- 7日間では2番目に安いTRAVeSIMより1,070円、最も高いtrifaより3,010円安い
- 公平利用ポリシーによる速度制限の可能性を公式サイトに明記している
- 未使用のまま90日以内に利用を開始すればよく、早めに買っても失効しない
Glocal eSIMは、株式会社グローカルネットが運営するeSIMサービスです。シンガポール向けは無制限プランのみを扱っており、3日間から30日間まで5区分が用意されています。
7日間の無制限で比較すると、Glocal eSIMは2,980円、2番目に安いTRAVeSIMは4,050円で、差額は1,070円です。データ量を気にせず使いたいなら、価格面では他社が並べない水準にあります。一方で通信は4G対応にとどまり、接続先の回線名も公表されていません。5G通信を前提にする人や、回線を確認したうえで契約したい人には情報が不足します。
| 利用日数 | 無制限プラン料金 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 3日間 | 1,680円 | 560円 |
| 5日間 | 2,480円 | 496円 |
| 7日間 | 2,980円 | 約425円 |
| 15日間 | 5,880円 | 392円 |
| 30日間 | 7,880円 | 約262円 |
公式サイトには、無制限プランであっても現地通信事業者のFair Usage Policyにより短期間の大容量通信時には速度制限がかかる場合があると明記されています。
引用元:GlocalShop シンガポール 無制限プラン
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社グローカルネット |
| 接続回線 | 公式サイトに記載なし(現地の回線を自動で選択) |
| 通信規格 | 4G(5G非対応) |
| プラン構成 | 無制限のみ(3・5・7・15・30日) |
| 速度制限条件 | 現地事業者のFUPにより制限の場合あり |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| テザリング | 可 |
| 有効期限 | 購入から90日以内に利用開始 |
| キャンセル | 申込後のキャンセル不可 |
| サポート | 平日9:00〜17:00(電話・メール/土日祝を除く) |
- データ量を気にせず使いたく、料金を最優先したい人
- 動画視聴やテザリングを予定している人
- 出発の1〜2か月前に購入を済ませておきたい人
- 5G通信を使いたい人(4G対応のみ)
- 3GB以下しか使わず、料金を最優先したい人(eSIM squareが7日1,190円)
- 週末や現地の夜間にサポートへ相談する可能性がある人(平日9〜17時のみ)
eSIM square
- 300MB10日間が240円、1GB3日間が490円と、少量プランの価格が6社で最も安い
- シンガポールだけで14プランあり、300MBから無制限15日まで容量と日数を細かく合わせられる
- 全プランが5G対応。4G止まりのプランが混在しない
- 24時間チャットに加えて、国内6空港のカウンターで対面サポートを受けられる
eSIM squareは、海外通信サービスを30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するeSIMサービスです。シンガポールは全プランが5G対応で、接続キャリアはCMLINKです。
7日3GBで比較すると、eSIM squareは1,190円、World eSIMは1,300円、trifaは1,960円です。3GBで足りる旅程なら、trifaとの差は770円になります。地図と連絡だけなら300MB10日間240円という選択肢もあり、この価格帯のプランを持つのは6社でeSIM squareのみです。一方で7日無制限は5,650円とGlocal eSIMの2,980円より2,670円高いため、無制限を選ぶ場合は候補から外れます。
| 容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 300MB | 10日 | 240円 |
| 1GB | 3日 | 490円 |
| 3GB | 7日 | 1,190円 |
| 5GB | 5日/15日 | 1,590円/1,690円 |
| 10GB | 7日/30日 | 2,010円/3,110円 |
| 20GB | 30日 | 5,410円 |
| 30GB | 60日 | 8,680円 |
| 無制限 | 3日/5日/7日 | 2,800円/4,410円/5,650円 |
| 無制限 | 10日/15日 | 7,830円/11,380円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社テレコムスクエア |
| 接続キャリア | CMLINK |
| 通信規格 | 5G対応(全プラン) |
| プラン数 | シンガポール14プラン |
| 電話番号 | なし(全プラン電話・SMS非対応) |
| テザリング | 可 |
| チャージ | 可 |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| キャンセル | 不可 |
| 料金改定 | 毎月1日に為替レートに応じて変更 |
| サポート | 24時間チャット、国内6空港カウンター |
- 3日〜1週間で3GB以下しか使わず、料金を最優先したい人
- 地図と連絡だけで足りるため、300MBや1GBの少量プランで済ませたい人
- 出発前に空港カウンターで対面のサポートを受けたい人
- 無制限プランを検討している人(7日でGlocal eSIMより2,670円高い)
- シンガポールの大手キャリアに直接つなぎたい人(CMLINK経由)
- 月をまたいで購入予定があり、料金の変動を避けたい人
World eSIM
- 同じ容量なら日数を延ばしてもほぼ値上がりしない。1GBは3日690円に対して7日730円
- SimbaとStarHubの2ネットワークに対応
- QRコードが添付されたメールを受信する前であればキャンセルを受け付けている
- フリーダイヤルが24時間365日つながる。運営元は東証プライム上場の株式会社ビジョン
World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416)のeSIMサービスです。シンガポールではSimbaとStarHubの回線に接続します。
料金体系に他社にない特徴があります。同じ容量なら、日数を4日延ばしても40円しか変わりません。1GBプランは3日690円・7日730円、5GBプランは3日1,760円・7日1,800円です。他社は日数に比例して料金が上がるため、旅程が延びる可能性がある人や、余裕を持った日数で買っておきたい人にとっては無駄になりにくい設計です。ただし無制限は7日5,950円と6社で高い部類に入ります。
| データ容量 | 3日間 | 5日間 | 7日間 |
|---|---|---|---|
| 1GB | 690円 | 710円 | 730円 |
| 3GB | 1,260円 | 1,280円 | 1,300円 |
| 5GB | 1,760円 | 1,780円 | 1,800円 |
| 10GB | − | 2,710円 | 2,750円 |
| 無制限 | 2,960円 | 4,150円 | 5,950円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416) |
| 接続回線 | Simba/StarHub |
| プラン構成 | 容量制1GB〜10GB、無制限3〜7日 |
| 電話番号 | あり(音声オプションを追加した場合) |
| テザリング | 可 |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| 初期設定 | 専用アプリからスマートフォン1台で完結 |
| キャンセル | QRコード添付メールの受信前なら可 |
| サポート | 電話24時間365日/問い合わせフォーム9:00〜18:00、LINE |
| 関連サービス | グローバルWiFi(海外WiFiレンタル) |
- 旅程が延びる可能性があり、余裕のある日数で買っておきたい人
- 購入後に予定が変わる可能性があり、キャンセルの余地を残したい人
- チャットではなく電話で相談したい人
- 無制限を安く買いたい人(7日でGlocal eSIMより2,970円高い)
- 3GB以下で足りる人(eSIM squareが7日3GB1,190円)
- 無制限の速度制限条件を事前に確認したうえで契約したい人
trifa(トリファ)
- 日本語の有人チャットが24時間365日動いており、現地の夜でも設定を相談できる
- 回線の開通前であれば、理由を問わず全額返金される「あんしんキャンセル保証」を付けられる
- 接続回線がSingtelとStarHubで、シンガポールの大手キャリアに直接つながる
- PayPayやコンビニ決済に対応。クレジットカードを使いたくない人でも購入できる
trifaは、株式会社トリファが運営する日本発の海外eSIMアプリです。アプリ1つで購入・設定・残量確認・追加チャージ・サポートまで完結する設計になっています。
7日3GBで比較するとtrifaは1,960円、eSIM squareは1,190円で、差額は770円です。料金だけを見れば6社で高い部類に入ります。この差額で得られるのが、24時間365日の日本語有人サポートと、開通前なら理由を問わない全額返金です。eSIMの設定が初めてで、現地でつまずくリスクを避けたい人には合理的な選択になります。設定に慣れていて料金を優先するなら、他社のほうが安く済みます。
| 利用日数 | データ容量 | 料金 |
|---|---|---|
| 3日間 | 1GB | 790円 |
| 3日間 | 3GB | 1,760円 |
| 3日間 | 無制限 | 2,970円 |
| 7日間 | 3GB | 1,960円 |
| 7日間 | 10GB | 3,820円 |
| 7日間 | 無制限 | 5,990円 |
| 15日間 | 3GB/10GB/無制限 | 2,360円/3,900円/11,990円 |
| 31日間 | 5GB/20GB/無制限 | 3,000円/5,020円/16,000円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社トリファ |
| 接続回線 | Singtel/StarHub |
| 対応日数 | 1日単位(アプリから選択) |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| テザリング | 可 |
| チャージ | 可(アプリから追加購入) |
| キャンセル保証 | あんしんキャンセル保証(回線開通前なら理由を問わず全額返金/保証料が別途必要) |
| 決済方法 | クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、PayPay、コンビニ決済 |
| サポート | 24時間365日の日本語有人チャット |
| 対応国数 | 200以上の国と地域 |
- eSIMを使うのが初めてで、設定でつまずいたときに日本語で相談したい人
- 旅行が中止になる可能性があり、返金の余地を残しておきたい人
- 接続回線を確認したうえで契約したい人
- 無制限を安く買いたい人(7日でGlocal eSIMより3,010円高い)
- 3GB以下で足りる人(eSIM squareが7日3GB1,190円)
- 無制限の速度制限条件を事前に確認したうえで契約したい人
Holafly
- 1日無制限が690円。無制限を1日単位で買えるのは6社でHolaflyのみ
- 1〜90日を1日単位で選べるため、4日や6日など刻みの合わない旅程でも無駄が出ない
- 旅行が中止になった場合、購入後6か月以内・未接続であれば全額返金
- 接続回線はSingtelで、5G通信に対応する
Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、シンガポールでは無制限プランのみを提供しています。接続回線はSingtelで、5G/4Gに対応します。
注目したいのが1日プランです。他の5社の無制限が3日間からの設定であるのに対し、Holaflyは1日690円から購入できます。チャンギ空港での乗り継ぎや、1泊2日の弾丸旅行では実質的に唯一の選択肢になります。ただしテザリングで共有できるのは1日500MBまでのため、PCをつないで作業する用途には向きません。
| 利用日数 | 料金 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 1日 | 690円 | 690円 |
| 3日 | 1,990円 | 約663円 |
| 4日 | 2,690円 | 約672円 |
| 5日 | 3,290円 | 658円 |
| 6日 | 3,890円 | 約648円 |
| 7日 | 4,490円 | 約641円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続回線 | Singtel |
| 通信規格 | 5G/4G |
| プラン | 無制限のみ |
| 対応日数 | 1〜90日(1日単位) |
| 容量の売り方 | デイパス制 |
| テザリング | 1日500MBまで共有可 |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| チャージ | 無制限のため不要 |
| 返金対応 | 購入後6か月以内・未接続なら全額返金 |
| サポート | 24時間365日(チャット・メール) |
- 乗り継ぎや1泊2日で、1日だけ無制限を使いたい人
- 4日や6日など、他社の刻みに合わない旅程で購入したい人
- 旅行が中止になる可能性があり、返金を確保したい人
- PCやタブレットをつないで作業する人(テザリングは1日500MBまで)
- 3日以上の無制限を安く買いたい人(Glocal eSIMが7日2,980円)
- 1日1GB以下しか使わず、無制限が過剰になる人
TRAVeSIM(トラベシム)
- アジア18の国と地域で使える周遊プランがあり、シンガポールとマレーシアの両方が対象
- 国境を越えると回線が自動で切り替わるため、ジョホールバル日帰りでも操作が不要
- 7日間は周遊プランのほうが単国プランより150円安い
- 日本語の電話サポートが24時間365日つながる
TRAVeSIMは、日系企業のベリーモバイルが提供するeSIMサービスです。シンガポール単国プランの接続回線はSingtelとM1、アジア周遊プランはStarHubとSingtelです。プランはいずれもデータ無制限のみの設定です。
最大の特徴が周遊プランです。シンガポールからジョホールバルへ陸路で移動しても、回線が自動で切り替わるため操作は要りません。しかも7日間では周遊プランのほうが単国プランより150円安く、マレーシアに行かない場合でも周遊を選んで損はありません。無制限の価格自体はGlocal eSIMに次ぐ2番目の水準です。
| 利用日数 | シンガポール単国 | アジア周遊(18の国と地域) |
|---|---|---|
| 3日間 | 1,720円 | 1,720円 |
| 5日間 | 2,850円 | 2,850円 |
| 7日間 | 4,050円 | 3,900円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続回線 | 単国:Singtel(5G)/M1(LTE) 周遊:StarHub(5G)/Singtel(4G) |
| プラン構成 | シンガポール単国、アジア周遊(18の国と地域) |
| データ容量 | 無制限のみ |
| 国境での切り替え | 自動 |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| テザリング | 可 |
| QRコード読込期限 | 発行から30日間 |
| キャンセル | 購入後のキャンセル・プラン変更は不可 |
| サポート | 日本語24時間365日(電話)/LINE・メール |
- ジョホールバルへの日帰りやマレーシア周遊を予定している人
- シンガポールを起点にアジアの複数国を回る人
- チャットではなく電話で相談したい人
- 無制限を最も安く買いたい人(7日でGlocal eSIMより1,070円高い)
- 3GB以下で足りる人(無制限プランのみの取り扱い)
- 購入後に予定が変わる可能性がある人(キャンセル不可)
【日数別】シンガポールのeSIMで一番安いのはどれ?
日数別に見ると、無制限は全日数でGlocal eSIM、容量固定はほぼ全帯域でeSIM squareが最安になります。ただし1日だけの利用はHolaflyしか選べません。
| 日数 | 無制限の最安 | 少量(1〜3GB)の最安 | 中容量(5〜10GB)の最安 |
|---|---|---|---|
| 1日 | Holafly 690円 | eSIM square 3日1GB 490円 | eSIM square 5日5GB 1,590円 |
| 3日間 | Glocal 1,680円 | eSIM square 1GB 490円 | eSIM square 5日5GB 1,590円 |
| 4日間 | Holafly 2,690円 | eSIM square 7日3GB 1,190円 | eSIM square 5日5GB 1,590円 |
| 5日間 | Glocal 2,480円 | eSIM square 7日3GB 1,190円 | eSIM square 5GB 1,590円 |
| 6日間 | Holafly 3,890円 | eSIM square 7日3GB 1,190円 | eSIM square 15日5GB 1,690円 |
| 7日間 | Glocal 2,980円 | eSIM square 3GB 1,190円 | eSIM square 10GB 2,010円 |
Glocal eSIMは3・5・7・15・30日の刻みしかないため、4日間や6日間の旅程では1日単位で選べるHolaflyが該当します。検索需要が最も多い3〜5日では、3GBで足りるかどうかが分岐点になります。3GBならeSIM squareの1,190円、容量を気にしたくないならGlocal eSIMの無制限です。
シンガポール旅行に何GB必要?無制限は要るのか
結論から言うと、地図とメッセージアプリが中心なら1日あたり300MB前後です。3〜5日の観光であれば、無制限プランは多くの場合オーバースペックになります。
シンガポールはデータ消費が少ない
理由は国土の広さです。シンガポールは東京23区とほぼ同じ面積で、主要な観光地は市街地に集中しています。移動時間が短いぶん、地図アプリを開いている時間も短く済みます。
加えて、ホテル、ショッピングモール、多くの飲食店でWiFiが使えます。チャンギ空港では「#WiFi@Changi」が無料で開放されており、1回3時間まで、時間が切れても接続し直せば継続して使えます。実際にモバイル通信を使う場面は、移動中と屋外に限られます。
使い方別の必要容量
| 使い方 | 1日の目安 | 3日間 | 5日間 | 7日間 |
|---|---|---|---|---|
| 地図・配車アプリ・メッセージ | 約300MB | 1GB | 1.5GB | 2GB |
| +SNS投稿・写真のアップロード | 約800MB | 2.5GB | 4GB | 6GB |
| +動画視聴・テザリング | 2GB以上 | 6GB | 10GB | 14GB |
観光がメインであれば、上段か中段に収まります。3日間の旅行なら1GB、5日間でも1.5GBあれば足りる計算です。1GBプランならeSIM squareの490円で済むのに対し、3日間の無制限は最安でも1,680円かかります。
無制限が必要になるのはどんな人か
- 移動中に動画やストリーミング音楽を長時間再生する
- パソコンにテザリングして仕事をする
- ライブ配信やビデオ通話を頻繁に使う
- 容量を気にすること自体がストレスになる
「無制限」の実質条件を確認する
無制限プランは、どれだけ使っても高速通信が続くとは限りません。多くのサービスが公正利用ポリシー(FUP)を設けており、短期間に大量の通信をすると速度が制限される場合があります。その条件を公式サイトに明記しているのは、6社のうち2社だけです。
| サービス | 速度制限の条件 | テザリング上限 |
|---|---|---|
| Glocal eSIM | ◎ 現地事業者のFUPにより制限の場合ありと明記 | − 記載なし |
| Holafly | − 記載なし | ◎ 1日500MBまでと明記 |
| TRAVeSIM | − 記載なし | − 記載なし |
| eSIM square | − 記載なし | − 記載なし |
| World eSIM | − 記載なし | − 記載なし |
| trifa | − 記載なし | − 記載なし |
とくに注意したいのがHolaflyのテザリング上限です。スマートフォン単体で使うぶんには無制限ですが、パソコンやタブレットにつなぐと1日500MBで打ち止めになります。仕事で使う予定がある方には向きません。
マレーシアにも行くなら周遊プランを選ぶ
シンガポールからジョホールバルへは、バスで1時間ほどで到着します。レゴランドやプレミアムアウトレットを目的に日帰りで訪れる旅行者は多く、そのまま北上してマラッカやクアラルンプールへ向かう旅程も一般的です。
ところがシンガポール単国プランのeSIMは、マレーシア側に入った瞬間に使えなくなります。入国審査を抜けた先で地図もアプリも開けず、帰りのバスの時刻すら調べられない、という事態になりかねません。
2枚買うより周遊プランのほうが確実
対策は2つあります。マレーシア用のeSIMをもう1枚買って現地で切り替えるか、はじめから複数国に対応した周遊プランを選ぶかです。
おすすめは後者です。2枚を使い分ける方法は、国境で回線を手動で切り替える手間がかかるうえ、設定を間違えると結局つながりません。周遊プランであれば、国境を越えた時点で自動的に現地の回線につながります。本記事で比較している6社のうち、マレーシアに対応した周遊プランを扱っているのはTRAVeSIMです。
シンガポールだけでも周遊プランが安いことがある
見落とされがちですが、周遊プランは単国プランより高いとは限りません。TRAVeSIMでは、7日間で周遊プランのほうが150円安くなります。
| 7日間・無制限 | シンガポール単国 | 周遊プラン | 差額 |
|---|---|---|---|
| TRAVeSIM | 4,050円 | 3,900円 | 150円安い |
マレーシアに行く予定がなくても、購入前に周遊プランの料金を確認する価値があります。結果として安く済むうえ、旅程が変わって国境を越えることになっても対応できるためです。
周遊プランは対象国がサービスごとに異なります。シンガポールとマレーシアに加えてインドネシアやタイを回る場合は、購入前に対象国の一覧を必ず確認してください。
回線で選ぶ|Singtel・StarHub・M1・Simbaの違い
シンガポールは国土が狭く人口密度が高いため、通信インフラの整備が進んでいます。5Gネットワークは全土をカバーしており、市街地であれば回線による体感差はほとんどありません。
| キャリア | 位置づけ |
|---|---|
| Singtel | 国内最大手。カバー範囲と加入者数でトップ |
| StarHub | 大手3社の一角。都市部の品質はSingtelと同等 |
| M1 | 大手3社の一角。旅行者向けプランも扱う |
| Simba | 後発の第4のキャリア。価格競争力が高い |
各eSIMが接続する回線
各社がどの回線につながるかをまとめました。eSIM squareのCMLINKのように、大手4社ではない事業者を経由するケースもあります。
| サービス | 接続回線 | 5G |
|---|---|---|
| trifa | ◎ Singtel/StarHub | − |
| Holafly | ◎ Singtel | ◎ 対応 |
| TRAVeSIM | ◎ Singtel/M1(周遊はStarHub/Singtel) | ◎ 対応 |
| World eSIM | ◎ Simba/StarHub | − |
| eSIM square | △ CMLINK | ◎ 対応 |
| Glocal eSIM | × 公式サイトに記載なし | × 4Gのみ |
回線名が公表されていないこと自体は珍しくありません。複数の回線から最適なものを自動選択する仕組みを採用している場合、特定のキャリア名を明示できないためです。市街地での利用が中心であれば、回線名を過度に気にする必要はありません。ただし5G通信を前提にするなら、4G対応のみのGlocal eSIMは候補から外れます。
シンガポールのeSIMに電話番号は必要?
短期の旅行であれば、シンガポールの電話番号は必要ありません。日本のSIMを残したまま使うデュアルSIM運用なら、SMS認証は日本の番号で受け取れ、通話はアプリで代替できるためです。
電話番号がなくても困らない理由
| 場面 | 現地番号 | 代替手段 |
|---|---|---|
| 同行者との連絡 | 不要 | LINEのトーク・無料通話 |
| Grabドライバーとの連絡 | 不要 | アプリ内のチャット・通話機能 |
| レストランやホテルの予約 | 不要 | 公式サイトや予約サービスから手配 |
| 二段階認証のSMS受信 | 不要 | 日本のSIMを残しておけば受信できる |
| 現地サービスの新規登録 | 必要 | 音声オプション付きのプランを選ぶ |
設定は「モバイル通信→デフォルトの音声回線=日本のSIM/モバイルデータ通信=eSIM」とするだけです。ただし日本のSIMのデータローミングは必ずオフにしてください。オンのままだと日本のキャリア側で通信が発生し、高額請求につながる場合があります。
現地番号が使えるのはWorld eSIM
本記事で比較している6社のうち、音声通話に対応しているのはWorld eSIMです。データプランの料金に、以下の音声オプション料金を加算する仕組みになっています。
| 国内通話 | 国際通話 | SMS | 料金 |
|---|---|---|---|
| 7分 | 3分 | 10件 | 2,280円 |
| 15分 | 5分 | 20件 | 3,280円 |
| 37分 | 13分 | 50件 | 3,980円 |
| 75分 | 25分 | 100件 | 4,980円 |
| 150分 | 50分 | 200件 | 5,880円 |
この料金は利用日数やデータ容量にかかわらず一律のため、滞在が長いほど1日あたりの負担は軽くなります。ただし最小プランでも2,280円かかります。データのみなら1GB・7日間で730円のため、音声を付けると合計3,010円と4倍以上になります。本当に必要かどうかを見極めてから追加してください。
購入から現地で繋がるまでの手順
eSIMの設定は、日本にいるうちにインストールまで済ませ、現地では回線を切り替えるだけの状態にしておくのが基本です。海外の空港のフリーWiFiでインストール作業を行うのは、通信内容の安全性の面で避けたほうが確実です。
- STEP
端末チェックとSIMロック解除を済ませる
出発前に、eSIM対応とSIMロック解除を確認します。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。
- STEP
日本でeSIMを購入する
出発の1週間前から前日までが目安です。多くのサービスでは現地の回線に接続した時点から日数のカウントが始まりますが、規定は各社で異なるため購入前に確認してください。Glocal eSIMは購入から90日以内に利用を開始する必要があります。
- STEP
日本でプロファイルをインストールする
iPhoneは「設定→モバイル通信→eSIMを追加」、Androidは「設定→ネットワークとインターネット→SIM→SIMを追加」からQRコードを読み込みます。プラン名を「シンガポール」などに変更しておくと、現地で切り替えやすくなります。
- STEP
SGアライバルカードを提出する
シンガポールへの入国には、電子入国カード「SGアライバルカード(SG Arrival Card)」の提出が必要です。到着の3日前から到着当日までに、オンラインで事前提出しておいてください。到着してから手続きするものではないため、eSIMの設定とあわせて出発前に済ませておくと安心です。
- STEP
チャンギ空港に着いたら回線を切り替える
飛行機を降りたら機内モードを解除し、追加したeSIMをオンにします。eSIM側のデータローミングはオン、日本のSIMのデータローミングはオフにします。市内への移動は、タッチ決済対応のVisaまたはMastercardをそのまま改札にかざせばMRTに乗車できます。
- STEP
帰国後に元に戻す
モバイルデータ通信を日本のSIMに戻します。同じサービスを再利用する予定があれば、プロファイルは残しておくとチャージして使えます。
現地購入・WiFiレンタル・国際ローミングとの比較
7日間の旅行で通信手段を比較すると、日本で購入するeSIMが490〜5,990円で最も安く、到着直後から使えます。現地SIMは店舗を探す手間と到着直後に通信できない問題があり、国際ローミングは1日980円換算で7日6,860円と割高になります。
| 方法 | 7日間の費用目安 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| eSIM(日本で購入) | 490〜5,990円 | 到着直後から使える/6社で最安 | 対応端末が必要 |
| 現地SIMを購入 | 12〜30シンガポールドル前後 | 現地の電話番号が付くタイプもある | 店舗を探す手間/到着直後は使えない/SIMの差し替えが必要 |
| WiFiルーターレンタル | 3,000〜7,000円 | 端末を選ばない/複数人で共有できる | 受取返却の手間/充電と持ち運び |
| キャリアの海外ローミング | 約6,860円 | 設定がほぼ不要 | 6社のeSIMより高い |
WiFiレンタルを選んだほうがよいケース
WiFiレンタルが適しているのは、端末側の条件でeSIMが使えない場合と、複数人で1台を共有する場合です。家族旅行では、1台を借りて全員で共有するほうが割安になることがあります。
- eSIM非対応の端末を使っている
- SIMロックが解除できない端末を使っている
- 3人以上のグループで1台を共有する
- 端末の設定を一切したくない
eSIMは「やめたほうがいい」?デメリットと対処法
eSIMを検索すると「やめたほうがいい」という言葉が出てきます。実際には、対応端末を持っていて設定手順を事前に確認できるなら、eSIMが最も安く手軽な選択肢です。不評とされる理由は、次の4点に集約されます。
- 購入後のキャンセルや返品が原則できない
- 対応端末が限られる(iPhone XS/XR以降などが目安)
- 設定を自分で行う必要がある
- 複数人でのシェアには向かない
このうち購入後のキャンセルについては、「できない」という説明が正確ではありません。本記事で紹介する6社のうち3社が、条件付きで返金に対応しています。
| サービス | キャンセル・返金の扱い |
|---|---|
| Holafly | 購入後6か月以内・未接続なら全額返金 |
| World eSIM | QRコード添付メールの受信前ならキャンセル可 |
| trifa | あんしんキャンセル保証(開通前なら理由を問わず全額返金/保証料が別途必要) |
| eSIM square/Glocal/TRAVeSIM | 不可 |
残る3点は、いずれも購入前に対処できます。対応端末かどうかは出発前の確認3ステップで5分で確認でき、設定に不安があるなら24時間の日本語サポートを持つサービスを選べば解消します。複数人で1台を共有したい場合や、eSIM非対応の端末しかない場合は、WiFiルーターのレンタルが現実的な選択肢です。
シンガポールのeSIMに関するよくある質問
Q
シンガポールでeSIMを買うならどこがいいですか?
A
データ量を気にせず使いたいならGlocal eSIMです。7日間の無制限が2,980円で6社中最安になります。地図と連絡だけで足りるならeSIM squareの1GB・3日間490円、マレーシアにも行くならTRAVeSIMの周遊プランが該当します。
Q
シンガポールのeSIMは何ギガ必要ですか?
A
地図・配車アプリ・メッセージが中心なら1日約300MBです。3日間の旅行なら1GB、5日間でも1.5GB、7日間でも2GBあれば足ります。シンガポールは国土が狭く移動時間が短いうえ、ホテルやモールでWiFiが使えるため、他の旅行先より消費量が少なく収まります。動画視聴やテザリングを予定していないなら、無制限プランは不要です。
Q
マレーシアでもそのまま使えますか?
A
シンガポール単国プランでは使えません。ジョホールバルへの日帰りなどでマレーシアに入る予定がある場合は、複数国に対応した周遊プランを選んでください。TRAVeSIMのアジア周遊プランはシンガポールとマレーシアの両方が対象で、国境を越えると回線が自動で切り替わります。
Q
いつeSIMを購入すればいいですか?
A
出発の1週間前から前日までが目安です。プロファイルのインストールには安定したWiFiが必要なため、日本を出る前に済ませてください。Glocal eSIMは購入から90日以内、TRAVeSIMはQRコード発行から30日以内に読み込む必要があるため、数か月前の購入は避けたほうが確実です。
Q
日本のSIMはどうすればいいですか?
A
入れたまま、データローミングだけをオフにしてください。この状態なら、日本の番号でSMSを受信しながら、データ通信はシンガポールのeSIMで安く使えます。データローミングをオンのままにすると、日本のキャリア側で通信が発生し高額請求につながる場合があります。
Q
データを使い切ったらどうなりますか?
A
容量固定プランは通信が停止し、追加のチャージが必要になります。trifaとeSIM squareはアプリや公式サイトからチャージできます。無制限プランの場合は通信が止まるのではなく、公正利用ポリシーの範囲を超えたときに速度が落ちて継続します。
まとめ|シンガポールのeSIMは日数と使用量で選ぶ
シンガポールのeSIMは、無制限ならGlocal eSIMが7日2,980円で6社中最安です。3GB以下で足りるならeSIM squareの7日1,190円、マレーシアにも行くならTRAVeSIMの周遊プランが該当します。
| こんな人 | おすすめ | 料金の目安 |
|---|---|---|
| データ量を気にしたくない | Glocal eSIM | 7日無制限 2,980円 |
| 3GB以下で足りる | eSIM square | 7日3GB 1,190円 |
| 旅程が延びるかもしれない | World eSIM | 7日1GB 730円 |
| 設定に不安がある | trifa | 7日3GB 1,960円 |
| 1日だけ・日数が中途半端 | Holafly | 1日無制限 690円 |
| マレーシアにも行く | TRAVeSIM | 7日周遊無制限 3,900円 |
購入前には、マレーシアに入る予定があるかどうかを必ず確認してください。シンガポール単国プランは国境を越えた時点で使えなくなり、ジョホールバルへの日帰りでも通信が止まります。1日でも予定があるなら、選ぶべきは周遊プランです。
シンガポールは通信環境が世界トップクラスに整備されており、市街地であれば回線による体感差はほとんどありません。日本にいるうちにインストールまで済ませておけば、到着後の設定は回線を切り替えるだけの数十秒で完了します。