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アメリカのeSIMおすすめ9選|無制限・電話番号付きを日数別に比較【2026年】

34 min

アメリカ旅行のeSIMは、7日間で何GB必要なのか、無制限は本当に要るのかが分からないまま、10社近い選択肢を前に止まりがちです。

結論から言うと、データ量を気にせず使いたいなら、7日間の無制限が2,022円のKlookが9社で最も安く選べます。1日15GBまで高速通信という条件も9社で最も緩く、価格と条件の両方で他社を上回ります。5GB以下で足りるなら7日5GBが1,080円のGlocal eSIM、設定に不安があるなら24時間日本語チャットのtrifaが有力です。

ただしアメリカでは、同じ「アメリカ対応」のeSIMでも接続する回線が3社に分かれ、行き先によって繋がりやすさが変わります。ハワイは使えてもグアム・サイパンは使えないという落とし穴もあり、確認方法は回線と対応エリアで解説します。

サービス名7日間の料金選ぶ理由
\無制限が最安/
Klook
2,022円(無制限)全日数で最安。1日15GBまで高速で条件も最良
\電話番号が使える/
World eSIM
4,430円(無制限)米国番号付きプランあり。3回線対応で郊外に強い
\中容量が安い/
Glocal eSIM
1,080円(5GB)5GB・10GB帯が9社で最安
\初めてでも安心/
trifa
1,960円(3GB)24時間365日の日本語有人チャット
\上限なしの無制限/
Holafly
4,190円(無制限)1〜90日を1日単位で選べる
\少量が最安/
TRAVeSIM
500円(1GB)1GBが9社最安。北米・世界周遊にも対応
\テザリング無制限/
Airalo
4,150円(無制限)テザリング量・接続台数に制限がない
\空港で相談できる/
eSIM square
2,180円(10GB)国内6空港のカウンターで対面サポート
\長期滞在向け/
Ubigi
2,000円(10GB)月額プランがあり1か月以上でも使い続けられる
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。

目次

【結論】アメリカのeSIMおすすめ9選

アメリカのeSIMで迷った場合の代表解は、7日間の無制限が2,022円、30日間の無制限が7,989円のKlookです。9社の無制限プランを全日数で比較して最も安く、7日間では2番目に安いGlocal eSIMより1,458円、30日間では2,891円下回ります。

加えてKlookは、無制限プランの高速通信枠が1日15GBと公式に明示されています。Airaloなど他社の無制限が1日数GB程度で速度制限にかかる設計であるのに対し、価格と条件の両方で優位に立つ構成です。

ただし使うデータ量が少ない人には無制限そのものが不要です。7日間で5GBあれば足りる人なら、1,080円のGlocal eSIMが最も安く済みます。以下、9社の位置づけを1社ずつ整理します。

Klook|料金を最優先する人向け

Klookは、旅行アクティビティ予約サービスが提供するeSIMです。アメリカの無制限プランは3日1,010円から30日7,989円までで、比較した9社すべての日数で最安になりました。無制限プランの高速通信枠が1日15GBと公式に明示されており、対象エリアはハワイを含む米国全土(グアム・サイパンを除く)です。

Klookの解説はこちら>>

World eSIM|米国の電話番号が必要な人向け

World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場)のeSIMサービスです。アメリカ向けに電話番号付きプラン(データ無制限)を7日・15日・60日・180日・365日で用意しており、9社のなかで米国番号を取得できる数少ない選択肢です。接続回線もT-Mobile・Verizon・AT&Tの3ネットワークに対応します。

World eSIMの解説はこちら>>

Glocal eSIM|5〜10GBで足りる人向け

Glocal eSIMは、株式会社グローカルネットが運営するeSIMサービスです。総容量型の5GBが7日1,080円、10GBが7日1,680円と、この容量帯では9社で最も安く設定されています。無制限プランも7日3,480円で、Klookに次ぐ2番目の安さです。

Glocal eSIMの解説はこちら>>

trifa|設定に不安がある人向け

trifaは、株式会社トリファが運営する日本発のeSIMアプリで、24時間365日の日本語有人チャットに対応しています。アメリカは7日3GBが1,960円、7日無制限が5,990円と料金は9社で高い部類ですが、アプリから購入・設定・残量確認・追加チャージまで完結し、PayPayやコンビニ決済にも対応します。

trifaの解説はこちら>>

Holafly|日数が中途半端な旅程の人向け

Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、アメリカでは無制限プランのみを提供しています。1日から最長90日まで1日単位で日数を指定できるため、6日間や12日間といった刻みの合わない旅程でも無駄が出ません。接続回線はAT&TとT-Mobileです。

Holaflyの解説はこちら>>

TRAVeSIM|データをほとんど使わない人・周遊する人向け

TRAVeSIMは、1GBが7日500円と9社で最も安い少量プランを持つeSIMサービスです。アメリカ単国のほかに北米周遊・世界周遊プランも扱っており、カナダやメキシコへ移動する旅程でも1枚で対応できます。サポートは電話が24時間365日対応です。

TRAVeSIMの解説はこちら>>

Airalo|PCをつないで作業する人向け

Airaloは、200以上の国と地域に対応する世界最大級のeSIMストアです。無制限プランについて、テザリングの通信量にも接続する台数にも制限を設けないと公式に明記しており、この点を明示しているのは9社でAiraloのみです。接続回線はT-MobileとVerizonです。

Airaloの解説はこちら>>

eSIM square|対面で相談したい人向け

eSIM squareは、海外通信を30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するeSIMサービスです。新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡の6空港にカウンターがあり、出発前に対面で設定を相談できます。10日以内の無制限は9社で2番目に安い水準ですが、30日無制限は21,760円と割高になります。

eSIM squareの解説はこちら>>

Ubigi|1か月以上滞在する人向け

Ubigiは、NTTコミュニケーションズ傘下のTransatel社が運営するeSIMブランドです。買い切りプランに加えて月額プランを提供しており、滞在期間が読みにくい長期滞在でも同じeSIMを使い続けられます。接続回線はT-MobileとVerizonです。

Ubigiの解説はこちら>>

アメリカでeSIMを使う前の端末チェック3ステップ

eSIMは、対応端末でなければ購入しても使えません。しかもデジタル商品のため、購入後のキャンセルは原則できません。出発前に、eSIM対応・SIMロック解除・対応バンドの3点を確認しておきます。所要時間は5分程度です。

  1. STEP

    eSIM対応か確認する

    電話アプリで *#06# と入力し、「EID」が表示されればeSIM対応です。表示されない機種はeSIM自体が使えません。目安はiPhone XS/XS Max/XR以降、Google Pixel 4/4a以降、Galaxy S23シリーズ以降です。中国本土・香港・マカオで購入したiPhoneは対応していない例外があります。

  2. STEP

    SIMロックが解除されているか確認する

    キャリアで購入した端末はSIMロックがかかっている場合があります。iPhoneは「設定→一般→情報」、Androidは「設定→デバイス情報→SIMカードステータス」から状態を確認できます。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。

  3. STEP

    対応バンドを確認する

    アメリカの3大キャリアが使う主要な4G周波数帯は、Band 2・4・5・12・13・66・71です。日本のキャリアが使う帯域とは構成が異なるため、日本国内向けのAndroid端末では対応するバンドが限られる場合があります。心配な場合は、各eSIMサービスが公開している対応端末一覧で自分の機種を確認してください。iPhoneは幅広いバンドに対応しているため、この点で問題になることはほとんどありません。

端末が対応していない場合の選択肢

eSIM非対応の端末やSIMロックが解除できない端末では、eSIMは利用できません。この場合はモバイルWiFiルーターのレンタルに切り替えます。WiFiルーターは端末側のeSIM対応やバンドを問わないため、この制限の影響を受けません。

  • eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末を別途用意する(家族の端末を借りる等)
  • 海外用モバイルWiFiルーターをレンタルする(手持ちのスマホをそのまま使える)

失敗しないアメリカeSIMの選び方|4つのポイント

アメリカのeSIM選びは、端末の対応状況を確認したうえで、データ量・行き先・電話番号・サポート体制の4点を順に絞り込むと迷いません。料金だけで選ぶと、郊外で圏外になったり、無制限にしたのに速度制限がかかったり、現地でSMS認証が通らないといった失敗が起きます。

ポイント1:1日に使うデータ量から必要な容量を決める

必要な容量は、1日あたりの使い方で決まります。地図と検索が中心なら1日0.5〜1GB、SNSに写真を投稿するなら1日1〜2GB、動画を見るなら1日2GB以上が目安です。

用途1GBでできる目安1日あたりの目安
Googleマップ約20時間0.1〜0.3GB
LINE・メッセージテキスト約50万通0.05GB未満
Web検索・閲覧約3,000ページ0.2〜0.5GB
Instagram・X閲覧約1.5時間0.5〜1GB
配車アプリ(Uber等)約30回の利用0.1GB前後
YouTube(標準画質)約1〜2時間1〜3GB
※一般的な目安。実際の消費量は画質設定や利用状況により変動します。

ホテルのWiFiを併用する前提なら、7日間の旅行で3〜7GBに収まる人が大半です。7日5GBならGlocal eSIMの1,080円、7日10GBならGlocal eSIMの1,680円が該当します。動画を見る予定があるなら、7日無制限2,022円のKlookのほうが安く済むケースもあります。

ポイント2:行き先に合わせて接続回線を選ぶ

アメリカの3大キャリアは、カバー範囲の傾向が異なります。ニューヨークやロサンゼルスの市街地であれば9社とも実用上の差は小さい一方、国立公園や長距離ドライブでは回線による差が出やすくなります。

行き先推奨理由
ニューヨーク・ロサンゼルス等の都市部料金で選んでよい3キャリアとも都市部は十分な品質
国立公園・ロードトリップKlook/World eSIM郊外に強いVerizonに接続する
複数都市を移動するWorld eSIM3ネットワーク対応で電波状況に応じて掴み分けられる
ハワイも訪れる対応を明記している社を選ぶサービスによって扱いが分かれている
グアム・サイパンも訪れる別途専用プランが必要現地キャリアが本土と別系統のため対象外が大半
※2026年8月6日時点の各社公式サイト記載の接続回線にもとづく。

各社がどの回線に接続するかと、ハワイ・グアム・アラスカの対応可否は回線と行き先別の選び方で詳しく整理しています。

ポイント3:現地の電話番号が必要かどうかを判断する

アメリカ向けeSIMの大半はデータ通信専用で、米国の電話番号は付きません。ただし短期の旅行であれば、日本のSIMを残したまま使うデュアルSIM運用でSMS認証を受け取れるため、実際に困る場面は限られます。

状況米国番号対応
Uber・Lyftを使いたい不要日本の番号で出発前にアカウント登録を済ませる
レストランやホテルを予約する不要アプリやWebから予約すれば通話は発生しない
現地の店舗・施設から折り返しがあるあると安心World eSIM・eSIM square・Airaloの通話対応プランを検討
留学・駐在で現地サービスに登録する必要米国番号付きプラン、または現地キャリアと契約
※詳細は電話番号・SMS認証のセクションで解説します。

ポイント4:サポート時間と対応手段を確認する

サポート体制は、初めてeSIMを使う人ほど優先度が上がります。日本とアメリカ本土の時差は13〜17時間あり、現地の日中に日本のサポート窓口が閉まっているケースがあるためです。

サービス対応時間手段
World eSIM24時間365日フリーダイヤル0120-326-024、LINE、WEBフォーム、国内20空港カウンター
trifa24時間365日アプリ内の日本語有人チャット
TRAVeSIM24時間365日(電話)電話、LINE、メール
Klook24時間年中無休チャット、ヘルプセンター
eSIM square24時間(チャット)チャット、国内6空港カウンター
Holafly24時間365日チャット、メール
Airalo24時間年中無休チャット、WhatsApp(多言語)
Glocal eSIM平日9:00〜17:00電話、メール(土日祝を除く)
Ubigi平日9:00〜17:00日本語メールサポート
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。

アメリカ西海岸と日本の時差は16〜17時間で、現地の朝は日本の深夜にあたります。到着直後に設定でつまずいた場合を想定するなら、24時間対応かつ日本語の窓口があるサービスを選んでおくと確実です。Glocal eSIMとUbigiは平日日中のみのため、この点は割り切って選ぶ必要があります。

アメリカのeSIM9社を比較

9社の料金・回線・制限条件を1枚で比較します。無制限プランの速度制限条件を公式サイトに明記しているのはKlook・Holafly・Airalo・Ubigiの4社で、残る5社は記載がありません。

サービス7日無制限30日無制限接続回線無制限の条件テザリング電話番号ハワイ即日利用サポート
Klook◎ 2,022円◎ 7,989円Verizon/AT&T◎ 1日15GB超で1Mbps○ 可なし◎ 対応○ 24時間
World eSIM△ 4,430円△ 11,980円◎ T-Mobile/Verizon/AT&T△ 制限の可能性のみ記載△ 一部制限の可能性◎ あり◎ 24時間365日・電話可
Glocal eSIM○ 3,480円○ 10,880円× 記載なし− 記載なし− 記載なしなし◎ 対応× 平日9〜17時
trifa× 5,990円× 16,000円AT&T/T-Mobile− 記載なし○ 可なし◎ 24時間365日・日本語有人
Holafly△ 4,190円△ 11,190円AT&T/T-Mobile◎ 月90GB超で256〜1024kbps× 1日1GBまでなし△ 専用eSIM推奨○ 24時間365日
TRAVeSIM○ 3,750円○ 10,200円T-Mobile/Verizon− 記載なし○ 可なし◎ 対応◎ 電話24時間365日
Airalo△ 4,150円△ 11,300円T-Mobile/Verizon△ 1日3GB超で1Mbps◎ 制限なしと明記◎ あり○ 24時間・多言語
eSIM square△ 3,780円× 21,760円T-Mobile− 記載なし○ 可◎ あり◎ 対応× 開通予約が必要◎ 24時間・空港6か所
Ubigi△ 4,100円○ 10,500円T-Mobile/Verizon◎ 7日15GB/30日60GB超で低速化− 記載なしなし◎ 対応(アラスカ不可)× 平日9〜17時
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。記号は◎=9社で優れている/○=標準的/△=条件付き・見劣りする/×=9社で最も見劣りする/−=公式サイトに記載が確認できなかった項目。Airaloは米ドル建てのため、円換算額は為替により変動します。

無制限プランの日数別比較

無制限プランは全日数でKlookが最も安く、しかも差が小さくありません。最も需要の多い7日間で、2番目に安いGlocal eSIMより1,458円下回ります。

日数KlookeSIM squareTRAVeSIMAiraloHolaflyGlocalUbigiWorld eSIMtrifa
3日◎ 1,010円○ 1,690円○ 1,720円○ 1,950円○ 1,990円△ 2,480円− 提供なし△ 2,480円× 2,970円
5日◎ 1,472円○ 2,640円○ 2,770円△ 3,100円△ 3,090円○ 2,980円− 提供なし× 3,380円− 提供なし
7日◎ 2,022円△ 3,780円○ 3,750円△ 4,150円△ 4,190円○ 3,480円△ 4,100円△ 4,430円× 5,990円
10日◎ 2,773円○ 4,730円△ 5,100円△ 5,650円△ 5,690円− 提供なし− 提供なし× 5,980円− 提供なし
15日◎ 4,076円○ 6,530円○ 6,900円△ 7,650円△ 7,690円△ 7,380円○ 6,300円× 8,230円× 11,990円
30日◎ 7,989円× 21,760円○ 10,200円△ 11,300円△ 11,190円○ 10,880円○ 10,500円△ 11,980円× 16,000円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。trifaは31日、TRAVeSIMは定価(2026年8月31日までのキャンペーン適用時は3日1,550円/5日2,570円/7日3,650円/10日4,730円/15日6,620円/30日9,320円)。

注意したいのがeSIM squareの30日間です。15日6,530円から30日21,760円へと3.3倍に跳ね上がります。他社が15日から30日で1.4〜1.6倍に収まるなかで例外的な値動きのため、1か月の滞在でeSIM squareを選ぶと他社の倍以上の料金になります

1日あたりの単価で比較

eSIMは端末代も事務手数料も発生しないため、支払総額はプラン料金と同額です。日数の異なるプランを比べる場合は、プラン料金を日数で割った1日あたり単価が判断材料になります。

無制限プランの1日あたり単価は、日数が長いほど下がります。Klookは3日間で336円、30日間では266円と、約1.3倍の開きがあります。

日数KlookeSIM squareTRAVeSIMAiraloHolaflyWorld eSIM
3日間336円563円573円650円663円826円
5日間294円528円554円620円618円676円
7日間288円540円535円592円598円632円
10日間277円473円510円565円569円598円
15日間271円435円460円510円512円548円
30日間266円725円340円376円373円399円
※無制限プランの料金(税込)を日数で割った1日あたり単価。円未満切り捨て。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。全日数の無制限プランを提供している6社を掲載。

この表で分かるのが、eSIM squareだけ30日間で単価が上がることです。15日の435円に対して30日は725円と、日数を延ばすほど割高になる逆転が起きています。他の5社はいずれも30日間が最も安い単価になるため、長期滞在ほど単価が下がるという一般則が、eSIM squareには当てはまりません

容量固定プランの比較

容量固定プランは、1GBの少量帯をTRAVeSIMが、5GB・10GBの中容量帯をGlocal eSIMが押さえる形になります。無制限が不要な人は、この2社から選ぶと料金を抑えられます。

容量最安2番目3番目
1GBTRAVeSIM 7日 500円eSIM square 3日 590円Airalo 3日 700円
3GBWorld eSIM 7日 1,300円Airalo 7日 1,450円eSIM square 7日 1,470円
5GBGlocal 7日 1,080円eSIM square 5日 1,760円World eSIM 7日 1,800円
10GBGlocal 7日 1,680円Ubigi 7日 2,000円eSIM square 7日 2,180円
20GBWorld eSIM 7日 4,850円trifa 31日 5,020円Airalo 15日 6,000円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。同一容量で最も安い日数のプランを掲載。

Glocal eSIMの5GBは7日1,080円で、Klookの無制限7日2,022円のおよそ半額です。動画を見ない旅程であれば、無制限を選ばないほうが安く済みます。

アメリカのeSIM9社を詳しく解説

9社は、それぞれ異なる条件で最適解になります。順位は付けず、各社の最適な用途と、その裏側にある制約を1社ずつ整理します。料金・プラン内容はいずれも2026年8月6日時点の公式サイト記載内容です。

注目の海外eSIM【PR】

SkyeSiMは、当メディアを運営する株式会社FREEDiVEが提供する海外eSIMです。アメリカは1日あたりの容量を選ぶデイパス制と無制限があり、必要な日数だけを1日単位で購入できます。以降の9社比較・評価とは独立した掲載枠です。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
1GB/日810円1,140円1,520円2,050円2,860円5,340円
無制限1,656円2,714円3,839円4,945円7,388円14,773円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点。このほか1日500MB・3GBのプランもあります。アメリカは4G回線での提供です。
  • 1日単位で日数を選べる。乗り継ぎや2泊3日など短い旅程でも容量が余りにくい
  • 「eSIMあんしんオプション」を付けると、ガイド通りに操作しても接続できなかった場合に全額返金される
  • 未使用時の有効期限が90日間あり、出発の1〜2か月前に購入しても失効しない
  • クレジットカードのほかQRコード決済にも対応している

アメリカは4G回線での提供のため5G通信には対応していません。データ通信専用で電話番号の発番・SMS送信にも対応していないほか、SIMロックがかかった端末では利用できません。

Klook

おすすめポイント
  • 無制限プランが3日1,010円から30日7,989円まで、比較した9社の全日数で最安
  • 無制限の高速通信枠が1日15GBと公式に明記されており、条件を公表する4社のなかで最も緩い
  • 郊外に強いVerizonとAT&Tの2回線に対応。国立公園やロードトリップでも掴みやすい
  • データ未使用なら予約確定日から180日以内は無料キャンセルが可能

Klookは、旅行アクティビティや交通手段の予約で知られるサービスが提供するeSIMです。アメリカ向けの商品名は「5G eSIM 米国 | Verizon」で、Verizon 5GとAT&T 5Gの2ネットワークに接続します。対象エリアはハワイを含む米国全土で、グアムとサイパンは除かれます。

7日間の無制限で比較すると、Klookは2,022円、2番目に安いGlocal eSIMは3,480円で、差額は1,458円です。30日間では2,891円の差がつきます。さらに無制限の高速枠が1日15GBと、Airaloの1日3GBの5倍に設定されているため、料金と条件の両方で優位に立ちます。迷った場合の第一候補になるサービスです。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
1GB/日257円421円577円923円1,164円2,312円
3GB/日811円1,325円1,818円2,496円3,668円7,190円
無制限1,010円1,472円2,022円2,773円4,076円7,989円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
項目内容
接続回線Verizon 5G/AT&T 5G
通信規格5G/4G LTE
対象エリア米国全土(ハワイを含む/グアム・サイパンを除く)
対応日数1〜30日
無制限の速度制限条件1日15GB超で1Mbps
電話番号なし(データ通信専用)
テザリング
利用開始現地に到着してネットワークに接続した時点
キャンセルデータ未使用なら予約確定日から180日以内は全額返金
サポート24時間年中無休(チャット、ヘルプセンター)
実績クチコミ評価4.5(4,000件超)、予約20万件超
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 料金を最優先し、無制限を最も安く使いたい人
  • 動画を多く見る予定があり、速度制限を避けたい人
  • 国立公園やロードトリップなど、都市部以外に出る予定がある人
  • 旅程が変わる可能性があり、キャンセルできる余地を残したい人
おすすめしない人
  • 米国の電話番号が必要な人(World eSIM・eSIM square・Airaloに通話対応プランがある)
  • グアムやサイパンにも渡航する人(対象外と明記されている)
  • 設定でつまずいたときに日本語の有人チャットで相談したい人(trifaが24時間対応)

World eSIM

おすすめポイント
  • 米国の電話番号が付くプラン(データ無制限)を7日・15日・60日・180日・365日で提供
  • T-Mobile・Verizon・AT&Tの3ネットワークに対応。9社で唯一、3回線すべてを掴み分けられる
  • 日本国内からのフリーダイヤル0120-326-024が24時間365日つながる。電話で相談できる数少ないサービス
  • 運営元は東証プライム上場の株式会社ビジョン。ニューヨークに現地法人がある

World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416)のeSIMサービスです。無制限は1日から60日まで1日刻みで選べ、容量制は1GBから50GBまで用意されています。

7日間の無制限は4,430円で、Klookの2,022円より2,408円高くなります。それでも選ぶ理由になるのが、電話番号付きプランと3回線対応です。米国の電話番号が必要な場面がある人にとっては、料金差を上回る価値があります。複数都市を移動する旅程でも、電波状況に応じて回線を掴み分けられます。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
1GB690円710円730円
3GB1,260円1,280円1,300円
5GB1,760円1,780円1,800円1,830円1,880円2,030円
10GB3,210円3,250円3,310円3,410円3,710円
20GB4,810円4,850円4,910円5,010円5,310円
無制限2,480円3,380円4,430円5,980円8,230円11,980円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。このほか30GB・50GBのプラン、電話番号付きプランがあります。
項目内容
運営会社株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416)
接続回線T-Mobile/Verizon/AT&T
プラン構成無制限1〜60日、容量制1GB〜50GB、電話番号付き5種
電話番号あり(電話番号付きプラン/データ無制限・7日〜365日)
無制限の速度制限条件公式に「制限がかかる場合がある」との記載のみ(具体値の記載なし)
テザリング可(一部の無制限プランは制限される場合があると公式に記載)
対応端末iPhone XS/XS Max/XR以降、Pixel 4/4a以降、Galaxy S23シリーズ以降ほか
利用開始eSIMが対応ネットワークに接続された時点
サポート24時間365日(フリーダイヤル0120-326-024/LINE/WEBフォーム)、国内20空港カウンター
米国拠点VISION USA CORP.(ニューヨーク)
関連サービスグローバルWiFi(海外WiFiレンタル)
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 米国の電話番号で発着信やSMSを使いたい人
  • 複数都市を移動し、電波状況に応じて回線を掴み分けたい人
  • チャットではなく電話で相談したい人
  • 上場企業が運営しているかどうかを重視する人
おすすめしない人
  • 無制限を最も安く買いたい人(7日でKlookより2,408円高い)
  • 無制限の速度制限条件を数値で確認したうえで契約したい人
  • ハワイでの利用可否を公式で確認しておきたい人(記載が見当たらない)

Glocal eSIM

おすすめポイント
  • 総容量5GBが7日1,080円、10GBが7日1,680円と、この容量帯で9社最安
  • 無制限も7日3,480円でKlookに次ぐ2番目の安さ
  • 商品名が「アメリカ・ハワイ」となっており、ハワイ対応が明示されている

Glocal eSIMは、株式会社グローカルネットが運営するeSIMサービスです。総容量型と1日あたり容量のデイパス型、無制限の3種類を扱っています。

7日5GBが1,080円で、Klookの無制限7日2,022円のおよそ半額です。動画を見ず、地図・検索・SNSが中心の使い方であれば、無制限を選ぶ必要はありません。1週間の旅行で5〜10GBに収まる見込みなら、9社で最も安く済みます。一方で接続回線を公式サイトに記載しておらず、9社で唯一この情報が確認できない点は、郊外に出る人にとって判断材料が不足します。

プラン3日間5日間7日間15日間30日間
5GB880円980円1,080円1,180円1,380円
10GB1,480円1,580円1,680円1,780円1,980円
1GB/日980円1,480円1,980円2,480円3,480円
無制限2,480円2,980円3,480円7,380円10,880円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。このほか3GB/日のプランがあります。10日間プランの取り扱いはありません。
項目内容
運営会社株式会社グローカルネット
接続回線公式サイトに記載なし
対象エリアアメリカ・ハワイ(グアム・サイパンは別プラン)
プラン構成総容量型、デイパス型、無制限
無制限の速度制限条件公式サイトに記載なし
電話番号なし(データ通信専用)
利用期間現地時間で申し込む
プロファイル発行即時発行(メールで送付、1時間程度)
キャンセル申込後のキャンセル不可
決済方法Visa/Mastercard/JCB/AMEX/Diners
サポート平日9:00〜17:00(電話・メール/土日祝を除く)
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 1週間で5〜10GBに収まる見込みで、料金を最優先したい人
  • 動画を見ず、地図・検索・SNS中心の使い方をする人
  • ハワイでの利用可否を明示しているサービスを選びたい人
おすすめしない人
  • 接続回線を確認したうえで契約したい人(9社で唯一、公式に記載がない)
  • 現地の夜間や週末にサポートへ相談する可能性がある人(平日9〜17時のみ)
  • 10日間ちょうどのプランを探している人(取り扱いがない)

trifa(トリファ)

おすすめポイント
  • 日本語の有人チャットが24時間365日動いており、現地の深夜でも設定を相談できる
  • 回線の開通前であれば、理由を問わず全額返金される「あんしんキャンセル保証」を付けられる
  • PayPayやコンビニ決済に対応。クレジットカードを使いたくない人でも購入できる
  • アプリ内から1日〜3か月の海外旅行保険に加入できる(東京海上日動と提携)

trifaは、株式会社トリファが運営する日本発の海外eSIMアプリで、200カ国に対応しています。アプリ1つで購入・設定・残量確認・追加チャージ・サポートまで完結する設計です。アメリカの接続回線はAT&TとT-Mobileです。

7日間の無制限で比較するとtrifaは5,990円、Klookは2,022円で、差額は3,968円です。料金だけを見れば9社で最も高い部類に入ります。この差額で得られるのが、24時間365日の日本語有人サポートと、開通前なら理由を問わない全額返金です。eSIMの設定が初めてで、現地でつまずくリスクを避けたい人には合理的な選択になります。設定に慣れていて料金を優先するなら、他社のほうが安く済みます。

日数少量中容量無制限
3日間790円(1GB)1,760円(3GB)2,970円
7日間1,960円(3GB)3,820円(10GB)5,990円
15日間2,360円(3GB)3,900円(10GB)11,990円
31日間3,000円(5GB)5,020円(20GB)16,000円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。公式サイトの料金表は3・7・15・31日の刻みで、アプリからは1日単位で選択できます。2026年9月30日まで初回購入限定の割引キャンペーンが実施されています。
項目内容
運営会社株式会社トリファ
接続回線AT&T/T-Mobile
対応日数1日単位(アプリから選択)
無制限の速度制限条件公式サイトに記載なし
電話番号なし(データ通信専用)
テザリング
チャージ可(アプリから追加購入)
キャンセル保証あんしんキャンセル保証(回線開通前なら理由を問わず全額返金/保証料が別途必要)
決済方法クレジットカード6ブランド、Apple Pay、Google Pay、PayPay、コンビニ決済
サポート24時間365日の日本語有人チャット
対応国数200カ国
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • eSIMを使うのが初めてで、設定でつまずいたときに日本語で相談したい人
  • 旅行が中止になる可能性があり、返金の余地を残しておきたい人
  • クレジットカードを使わずにPayPayやコンビニで支払いたい人
おすすめしない人
  • 無制限を安く買いたい人(7日でKlookより3,968円高い)
  • 1か月の滞在で無制限を使いたい人(31日16,000円は9社で最も高い部類)
  • 無制限の速度制限条件を事前に確認したうえで契約したい人

Holafly

おすすめポイント
  • 1日あたりのデータ上限がなく、月90GBを超えると予測された場合のみ一時的に速度が調整される
  • 1〜90日を1日単位で選べるため、日数が中途半端な旅程でも無駄が出ない
  • 端末が非対応だった場合や旅行が中止になった場合、購入後6か月以内なら全額返金
  • 有効期限が切れた後も毎月1GBのバックアップ通信が使える「Always On」が全プランに付く

Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、アメリカでは無制限プランのみを提供しています。接続回線はAT&TとT-Mobileで、4G/LTE/5Gに対応します。

Airaloの無制限が1日3GBで速度制限にかかるのに対し、Holaflyには1日単位の上限がありません。月90GBを超えると予測された場合に一時的に256〜1,024kbpsへ調整され、24時間以内に解除される仕組みです。1日に3GB以上使う日が続く旅程なら、Airaloより目的に合います。ただしテザリングで共有できるのは1日1GBまでのため、PCをつないで作業する用途には向きません。

もう1点、ハワイに渡航する人は注意が必要です。Holaflyは公式サイトで、アメリカ向けeSIMはハワイで接続が不安定になる場合があるとし、ハワイ専用eSIMの利用を推奨しています。9社のなかでこの案内をしているのはHolaflyのみです。

日数料金1日あたり
3日間1,990円約663円
5日間3,090円618円
7日間4,190円約598円
10日間5,690円569円
15日間7,690円約512円
30日間11,190円373円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。全プランがデータ無制限。1日あたりの金額は料金÷日数で算出(円未満切り捨て)。
項目内容
接続回線AT&T/T-Mobile
通信規格4G/LTE/5G
プラン無制限のみ
対応日数1〜90日(1日単位)
1日のデータ上限なし
速度制限条件月90GB超が予測された場合、256〜1,024kbpsに一時調整(24時間以内に解除)
テザリング1日1GBまで共有可(7日プランは合計7GB)
ハワイ接続が不安定になる場合あり。ハワイ専用eSIMを推奨
対象外エリアグアム、バハ・カリフォルニア
電話番号なし(データ通信専用)
返金対応購入後6か月以内(旅行中止・端末非対応は全額、接続障害は使用履歴に応じ全額または一部)
サポート24時間365日(チャット・メール)
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 1日に3GB以上使う日が続く見込みで、日単位の上限を避けたい人
  • 6日間や12日間など、他社の刻みに合わない旅程で購入したい人
  • 端末が対応しているか不安で、使えなかったときの返金を確保したい人
おすすめしない人
  • ハワイにも渡航する人(公式が専用eSIMを推奨している)
  • PCやタブレットをつないで作業する人(テザリングは1日1GBまで)
  • 国立公園や砂漠地帯に行く人(公式に通信が不安定になる場合があると記載)

TRAVeSIM(トラベシム)

おすすめポイント
  • 1GBが7日500円と、9社の少量プランで最も安い
  • 電話サポートが24時間365日つながる。9社でこの体制を持つのは2社のみ
  • アメリカ単国のほかに北米周遊・世界周遊プランがあり、カナダやメキシコへ移動しても1枚で使える
  • 旅行先の表記が「アメリカ合衆国(ハワイ含む)」となっており、ハワイ対応が明示されている

TRAVeSIMは、日系企業のベリーモバイルが提供するeSIMサービスです。アメリカの接続回線はT-MobileとVerizonで、無制限プランと総容量プランの両方を扱っています。

1GBが7日500円と、地図と連絡だけで足りる人にとって最も無駄のない価格設定です。無制限も7日3,750円とKlookに次ぐ水準で、少量と無制限の両極で価格競争力があります。北米周遊プランを扱っているため、アメリカからカナダやメキシコへ移動する旅程でもeSIMを買い直す必要がありません。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
容量制500円(1GB)1,050円(2GB)1,350円(3GB)
無制限1,720円2,770円3,750円5,100円6,900円10,200円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認した定価。30日間には5GB2,020円、10GB3,370円、20GB5,470円のプランもあります。2026年8月31日までのキャンペーン適用時、無制限は3日1,550円/5日2,570円/7日3,650円/10日4,730円/15日6,620円/30日9,320円になります。
項目内容
接続回線T-Mobile/Verizon
対象エリアアメリカ合衆国(ハワイ含む)/グアムは別プラン
プラン構成無制限、総容量1GB〜20GB、北米周遊、世界周遊
無制限の速度制限条件公式サイトに記載なし
電話番号なし(データ通信専用)
テザリング
サポート日本語24時間365日(電話)/LINE・メール
購入方法公式サイト
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 地図と連絡だけで足りるため、1GB程度の少量プランで済ませたい人
  • カナダやメキシコにも立ち寄る予定がある人
  • チャットではなく電話で相談したい人
おすすめしない人
  • 無制限を最も安く買いたい人(7日でKlookより1,728円高い)
  • 無制限の速度制限条件を事前に確認したうえで契約したい人
  • 5〜10GBの中容量帯を探している人(30日プランのみの取り扱い)

Airalo(エラロ)

おすすめポイント
  • テザリングの通信量にも接続台数にも制限を設けないと公式に明記。9社でこの記載があるのはAiraloのみ
  • 無制限の速度制限条件を1日3GBと公式に明記し、リセットの起点まで公開している
  • データ専用・通話とテキスト付き・無制限の3系統があり、用途に合わせて選べる
  • 郊外に強いVerizonとT-Mobileの2回線に接続する

Airaloは、200以上の国と地域に対応する世界最大級のeSIMストアです。利用者は3,000万人を超え、アプリは53言語に対応しています。アメリカの接続回線はT-MobileとVerizonです。

Airaloの無制限は1日3GBを超えるとその日の残り時間は1Mbpsに制限されます。この上限は、条件を公表する4社のなかで最も厳しい設定です。一方でテザリングについては、通信量にも接続する台数にも制限を設けないと公式に明記しています。テザリングを1日1GBに制限しているHolaflyとは対照的で、PCやタブレットをつないで作業する人にとっては明確な強みになります。

もう1点、公式が明らかにしているのが「1日」の数え方です。暦日ではなく、eSIMを有効化した時刻を起点とする24時間ごとにリセットされます。夕方に有効化すれば、高速枠の回復も毎日夕方になります。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
1GB700円
3GB1,450円1,500円
5GB2,100円2,200円2,250円
10GB3,600円3,650円3,750円
20GB6,000円6,100円
無制限1,950円3,100円4,150円5,650円7,650円11,300円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトの日本円表示を確認。Airaloは米ドル建てのため、円での支払額は為替により変動します。このほか通話・テキスト付きプランがあります。
項目内容
接続回線T-Mobile/Verizon
プラン構成データ専用、通話・テキスト付き、無制限
無制限の速度制限条件1日3GB超で1Mbps(有効化時刻から24時間ごとにリセット)
テザリング可(通信量・接続台数に制限なしと公式に明記)
電話番号あり(通話・テキスト付きプラン)
チャージ可(アプリから追加購入)
通貨米ドル建て(円表示は為替により変動)
利用条件個人利用のみ。再販や商用共有、SIMファーム等の自動化利用は不可
サポート24時間年中無休・多言語(チャット、WhatsApp)
アプリ対応言語53言語
実績利用者3,000万人以上、アプリ評価iOS 4.7/Android 4.6
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • PCやタブレットをつないで長時間作業する人(テザリングに制限がない)
  • 通話やSMSも使えるプランを、データ専用と比べたうえで選びたい人
  • アメリカ以外の国でも同じアプリでeSIMを買いたい人
おすすめしない人
  • 1日に3GB以上使う日が続く人(1Mbpsに制限される。Klookは1日15GB)
  • 無制限を安く買いたい人(7日でKlookより2,128円高い)
  • 購入時点の円価格を確定させたい人(米ドル建てのため為替で変動する)

eSIM square

おすすめポイント
  • 国内6空港のカウンターで、出発前に対面で設定を相談できる
  • 無制限プランはすべて通話機能付き。7日・10日・31日の容量制プランにも通話が付く
  • 10日以内の無制限は9社で2番目に安い水準
  • 商品名が「アメリカ・ハワイ」となっており、ハワイ対応が明示されている

eSIM squareは、海外通信を30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するeSIMサービスです。アメリカの接続回線はT-Mobileで、200以上の国と地域に対応しています。

他社と大きく異なるのが購入の流れです。利用前に専用サイトでの開通予約が必要で、リクエストから開通まで最大12時間かかります。他の8社が即日利用できるなかで、eSIM squareだけは前日までの手続きが前提になります。明日出発という状況では選べません。

もう1点、30日間の無制限が21,760円と例外的に高額です。15日6,530円から3.3倍に跳ね上がる価格設定で、Klookの7,989円の2.7倍にあたります。1日あたり単価で見ても、15日の435円に対して30日は725円と、日数を延ばすほど割高になる逆転が起きています。1か月の滞在で無制限を使うなら、他社を選んだほうが安く済みます。

プラン3日間5日間7日間10日間15日間30日間
1GB590円
3GB1,470円
5GB1,760円1,980円
10GB2,180円3,370円3,980円
無制限1,690円2,640円3,780円4,730円6,530円21,760円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。公式サイトに「為替レートの関係で毎月1日に日本円での料金が変更となる」旨の記載があります。
項目内容
運営会社株式会社テレコムスクエア
接続回線T-Mobile
対象エリアアメリカ・ハワイ
電話番号あり(無制限プランは全て通話機能付き/7日・10日・31日プランも通話付き)
無制限の速度制限条件公式サイトに記載なし
利用開始専用サイトでの開通予約が必要(リクエストから最大12時間)
端末条件SIMロック解除が必要。設定時にWiFiなどのインターネット環境が必要
テザリング
チャージ
料金改定毎月1日に為替レートに応じて変更
サポート24時間チャット、国内6空港カウンター(新千歳・成田・羽田・中部・関西・福岡)
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 出発まで日数に余裕があり、空港カウンターで対面のサポートを受けたい人
  • データ無制限に加えて通話機能も使いたい人
  • 10日以内の滞在で、無制限を比較的安く使いたい人
おすすめしない人
  • 出発直前で、当日中にeSIMを使いたい人(開通まで最大12時間かかる)
  • 1か月の滞在で無制限を使いたい人(30日21,760円はKlookの2.7倍)
  • 郊外や国立公園に行く予定がある人(T-Mobile単独で掴み分けができない)

Ubigi

おすすめポイント
  • 買い切りに加えて月額プランがあり、滞在期間が読みにくい長期滞在でも使い続けられる
  • 30日プランは60GBまで高速で、超過後も2Mbpsを維持する
  • ハワイのカバー可否とアラスカの対象外を公式に明記している数少ないサービス
  • 購入から6か月以内にインストールすればよく、早めに買っても失効しない

Ubigiは、NTTコミュニケーションズ傘下のTransatel社が運営するeSIMブランドです。200以上の目的地に対応し、アメリカの接続回線はT-MobileとVerizonです。5Gは追加料金なしで利用できます。

特徴は無制限プランの設計です。7日プランは15GBを超えると512kbpsに落ちる一方、30日プランは60GBまで高速で、超過後も2Mbpsを維持します。制限後の2Mbpsは、メッセージ・メール・地図・軽いブラウジングであれば実用に耐える速度です。1か月の滞在で10,500円という価格も、9社では安い部類に入ります。

アラスカが対象外であることを明記しているのは9社でUbigiのみです。逆に言えば、他社はアラスカについて公式に何も述べていないため、渡航予定があるなら購入前の確認が必要になります。

日数容量制無制限
7日間1GB 700円/10GB 2,000円4,100円
15日間3GB 1,200円6,300円
30日間10GB 2,300円10,500円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で公式サイトを確認。このほか月額プランがあり、こちらはWebサイトでは購入できずアプリまたはubigi.meからの購入となります。
項目内容
運営Transatel(NTTコミュニケーションズグループ)
接続回線T-Mobile/Verizon
通信規格5G(追加料金なし)
無制限の速度制限条件7日プランは15GB超で512kbps/30日プランは60GB超で2Mbps
ハワイカバーする
アラスカカバーしない
電話番号なし(データ通信専用)
チャージ可(アプリから追加購入)
有効期限購入から6か月以内にインストール・アクティベート
月額プランあり(Webサイトでは購入不可。アプリまたはubigi.meから)
サポート平日9:00〜17:00(日本語メールサポート)
※2026年8月6日時点で公式サイトを確認。
おすすめな人
  • 1か月以上滞在し、期間が確定していない人
  • 速度制限後も一定の速度を確保したい人(30日プランは2Mbps)
  • 出発の数か月前に購入を済ませておきたい人
おすすめしない人
  • アラスカに渡航する人(公式に対象外と明記されている)
  • 現地の夜間や週末にサポートへ相談する可能性がある人(平日9〜17時のみ)
  • 1週間の旅行で無制限を安く使いたい人(7日でKlookより2,078円高い)

【日数別】アメリカのeSIMで一番安いのはどれ?

日数別に見ると、無制限は全日数でKlookが最安です。容量固定では、1GBの少量帯をTRAVeSIM、5GB・10GBの中容量帯をGlocal eSIMが押さえる形になります。

日数無制限の最安少量(1〜3GB)の最安中容量(5〜10GB)の最安
3日間Klook 1,010円eSIM square 1GB 590円Glocal 5GB 880円
5日間Klook 1,472円TRAVeSIM 7日1GB 500円Glocal 5GB 980円
7日間Klook 2,022円TRAVeSIM 1GB 500円Glocal 5GB 1,080円
10日間Klook 2,773円TRAVeSIM 15日2GB 1,050円Glocal 15日5GB 1,180円
15日間Klook 4,076円TRAVeSIM 2GB 1,050円Glocal 5GB 1,180円
30日間Klook 7,989円TRAVeSIM 3GB 1,350円Glocal 5GB 1,380円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。該当日数のプランがない場合は、それを上回る日数で最も安いプランを掲載しています。

検索需要が最も多い7日間では、5GBで足りるかどうかが分岐点になります。5GBならGlocal eSIMの1,080円、地図と連絡だけならTRAVeSIMの1GB500円、容量を気にしたくないならKlookの無制限2,022円です。無制限とGlocal eSIMの5GBの差は942円で、この金額を動画を見る可能性に払うかどうかが判断の分かれ目になります。

「無制限」は本当に無制限?各社の実質条件を比較

アメリカ向けeSIMの「無制限」は、無条件で使い放題という意味ではありません。多くのサービスが公平利用ポリシー(FUP)を設け、一定量を超えると速度を落とす設計にしています。そしてその条件を公式サイトに明記しているのは、9社のうち4社だけです

サービス高速で使える量超過後の速度テザリング上限
Klook◎ 1日15GB1Mbps− 記載なし
Holafly◎ 月90GB(超過が予測された場合)256〜1,024kbps(24時間以内に解除)× 1日1GBまで
Ubigi(7日プラン)○ 7日間で15GB512kbps− 記載なし
Ubigi(30日プラン)◎ 60GB2Mbps− 記載なし
Airalo△ 1日3GB(有効化時刻から24時間ごとにリセット)1Mbps◎ 制限なしと明記
World eSIM− 「制限がかかる場合がある」との記載のみ− 記載なし△ 一部制限の可能性
trifa− 記載なし− 記載なし− 記載なし
TRAVeSIM− 記載なし− 記載なし− 記載なし
Glocal eSIM− 記載なし− 記載なし− 記載なし
eSIM square− 記載なし− 記載なし− 記載なし
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。「−」は公式サイトに記載が確認できなかった項目。記載がないことは制限がないことを意味しません。

条件を公表している4社のなかでは、Klookの1日15GBが最も緩い設定です。Airaloの1日3GBと比べると5倍の差があり、動画を長時間見る使い方でも到達しにくい水準になります。Klookは料金でも全日数で最安のため、価格と条件の両方で他社を上回る構成です。

1日3GBはどれくらいで到達するか

Airaloの1日3GBという上限が実際にどの程度かを、利用シーン別に整理します。地図やSNSが中心なら到達しませんが、動画を見る日は超える可能性があります。

1日の使い方消費量の目安1日3GBの上限
地図・検索・LINE中心0.5〜1GB到達しない
SNSに写真を投稿1〜2GB到達しにくい
移動中にYouTubeを2時間2〜3GB到達する可能性あり
PCをテザリングで長時間使う3GB以上到達する
※一般的な目安。実際の消費量は画質設定や利用状況により変動します。

制限後の1Mbpsでも、地図・LINE・Webの閲覧は問題なく使えます。困るのは動画の再生とビデオ通話です。長距離ドライブ中に子どもへ動画を見せるといった使い方を予定しているなら、上限が緩いKlookか、1日単位の上限がないHolaflyが向きます。

テザリングでPCを使う場合の選び方

出張でPCをつなぐ場合、テザリングの扱いが判断材料になります。通信量にも接続台数にも制限を設けないと公式に明記しているのはAiraloのみです。1日3GBという本体側の上限はありますが、共有そのものには制約がありません。

逆に注意が必要なのがHolaflyです。本体でのデータ利用に1日単位の上限がない一方、同行者や他の端末と共有できるのは1日1GBまでと定められています。7日プランなら合計7GBが共有の上限です。残る7社はテザリングの上限を公表していないため、多用する予定があるなら購入前にサポートへ確認してください。

記載がない5社をどう考えるか

World eSIM・trifa・TRAVeSIM・Glocal eSIM・eSIM squareの5社は、無制限プランの具体的な制限値を公式サイトに記載していません。このうちWorld eSIMは、公式のよくある質問で「無制限プランでも速度制限がかかる場合がある」「一部の無制限プランはテザリングが制限される場合がある」と説明しています。

記載がない場合の考え方
  • 記載がないことは、制限がないことを意味しません
  • どの水準で制限がかかるかを事前に把握できないため、動画やテザリングを多用する予定なら避けたほうが確実です
  • 地図・検索・SNS中心の使い方であれば、制限に到達すること自体がまれなため、実用上の問題は起きにくくなります

なお、条件を公表しているサービスでも、基盤となる現地キャリア側が混雑時にトラフィック管理を行う場合があります。Airaloは公式に、これがFUPの上限とは別に速度低下を生じさせることがあり、同社の直接の管理外であると明記しています。どのサービスを選んでも、常に一定の速度が保証されるわけではありません

どのeSIMがどの回線を掴む?行き先別の選び方

アメリカの主要キャリアはVerizon・AT&T・T-Mobileの3社で、eSIM各社はこのいずれかにローミング接続します。都市部では3社とも実用上の差は小さい一方、国立公園や長距離ドライブでは差が出ます。

キャリアカバー範囲の傾向強いエリア
Verizon全米でシェア上位。カバー範囲が広い地方・郊外・国立公園周辺
AT&T都市部は快適。人口の少ない地域は弱め主要都市・観光地
T-Mobile5Gの人口カバー率が高い都市部・5Gエリア
※各キャリアの提供エリア情報にもとづく一般的な傾向。

各eSIMが接続する回線

9社のうち3ネットワークすべてに対応しているのはWorld eSIMのみです。Glocal eSIMは接続回線を公式サイトに記載していません。

サービス接続回線郊外・国立公園での想定
World eSIMT-Mobile+Verizon+AT&T◎ 電波状況に応じて掴み分けられる
KlookVerizon+AT&T◎ 郊外に強いVerizonを含む
AiraloT-Mobile+Verizon◎ 郊外に強いVerizonを含む
TRAVeSIMT-Mobile+Verizon◎ 郊外に強いVerizonを含む
UbigiT-Mobile+Verizon◎ 郊外に強いVerizonを含む
HolaflyAT&T+T-Mobile△ 公式に山間部・砂漠地帯で不安定になる場合があると記載
trifaAT&T+T-Mobile△ 都市部中心の構成
eSIM squareT-Mobile△ 単独回線のため掴み分けができない
Glocal eSIM× 公式サイトに記載なし− 判断材料がない
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。

グランドキャニオンやヨセミテなどの国立公園、ルート66のような長距離ドライブを予定しているなら、Verizonを含む5社(World eSIM・Klook・Airalo・TRAVeSIM・Ubigi)から選ぶと圏外のリスクを下げられます。Holaflyは自社の公式サイトで、ページやグランドキャニオンのような山間部・砂漠地帯では通信が不安定になる場合があると案内しています。

ただし、どの回線を選んでも国立公園の内部には完全な圏外区間があります。長距離を移動する場合は、オフラインマップのダウンロードを併用してください。

ハワイ・グアム・サイパン・アラスカの対応可否

「アメリカ対応」と書かれていても、ハワイやグアムで使えるとは限りません。しかも各社で扱いが分かれており、ハワイについては公式の案内が一致していません

サービスハワイグアム・サイパンアラスカ
Klook◎ 対象エリアに含むと明記× 対象外と明記− 記載なし
TRAVeSIM◎ 「アメリカ合衆国(ハワイ含む)」と明記× 別プラン− 記載なし
Glocal eSIM◎ 商品名が「アメリカ・ハワイ」× 別プラン− 記載なし
eSIM square◎ 商品名が「アメリカ・ハワイ」− 記載なし− 記載なし
Ubigi◎ カバーすると明記− 記載なし× カバーしないと明記
Holafly△ 接続が不安定になる場合があり、ハワイ専用eSIMを推奨× 対象外と明記− 記載なし
World eSIM− 記載なし− 記載なし− 記載なし
Airalo− 記載なし− 記載なし− 記載なし
trifa− 記載なし− 記載なし− 記載なし
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。「−」は公式サイトに記載が確認できなかった項目。

ハワイに行くなら、対応を明記しているKlook・TRAVeSIM・Glocal eSIM・eSIM square・Ubigiのいずれかが確実です。Holaflyは自社で専用eSIMを別に用意しており、アメリカ本土向けプランでの利用を推奨していません。

グアムとサイパンは、本土とは別系統の通信事業者がサービスを提供しているため、アメリカ向けプランの対象外となっているケースが大半です。「アメリカ対応=グアム対応」ではない点に注意してください。渡航予定があるなら、グアム専用のプランを別途購入する必要があります。

アラスカについて明記しているのはUbigiのみで、同社は対象外としています。他社は記載がないため、アラスカへの渡航予定がある場合は購入前にサポートへ確認してください。

電話番号・SMS認証が必要な人はどうする?

短期の旅行であれば、アメリカの電話番号は必要ありません。日本のSIMを残したまま使うデュアルSIM運用なら、SMS認証は日本の番号で受け取れ、通話はアプリで代替できるためです。

SMS認証は日本の番号のまま受け取れる

eSIMは、日本のSIMを残したまま追加で入れる使い方が基本です。この設定なら、データ通信はアメリカのeSIM、SMS受信は日本の番号という使い分けができます。

用途使う回線費用
データ通信アメリカのeSIM購入したプラン料金のみ
SMS受信(二段階認証等)日本のSIM受信は基本的に無料
音声着信日本のSIM国際転送料が発生する場合あり
※契約中のキャリアの料金体系により異なります。

設定は「モバイル通信→デフォルトの音声回線=日本のSIM/モバイルデータ通信=eSIM」とするだけです。ただし日本のSIMのデータローミングは必ずオフにしてください。オンのままだと日本のキャリア側で通信が発生し、高額請求につながる場合があります。

米国の電話番号が必要になるケース

米国の電話番号が必要になるのは、現地の店舗や施設と電話でやり取りする場面と、長期滞在者向けの手続きです。以下に該当する場合は、データ専用のeSIMでは対応できません。

場面米国番号代替手段
配車アプリ・レストランのアプリ予約不要出発前に日本の番号でアカウント登録を済ませる
レストランへ電話で予約あると便利宿泊先のフロントに代行を依頼する
現地の店舗・施設から折り返しを受けるあると安心日本の番号を伝えて国際電話で受ける
留学・駐在で現地サービスに登録する必要代替手段なし。番号付きプランか現地契約が必要
※旅行の内容により必要性は変わります。

米国の電話番号が使えるeSIMは3社

アメリカ向けeSIMの大半はデータ通信専用ですが、比較した9社のうち3社は通話やSMSが使えるプランを用意しています。

サービスプラン内容対応日数
World eSIM電話番号付きプラン(データ無制限)7日/15日/60日/180日/365日
eSIM square無制限プランは全て通話機能付き。容量制も一部対応無制限は全日数/容量制は7日・10日・31日
Airaloデータ・通話・テキストのセットプラン公式サイトで要確認
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。残る6社はデータ通信専用です。

長期の滞在で番号が必要なら、180日・365日プランを持つWorld eSIMが選択肢になります。旅行中の数日だけ電話を使いたい場合は、無制限プランに通話機能が標準で付くeSIM squareが無駄になりません。ただしeSIM squareは開通予約に最大12時間かかるため、出発前日までの手続きが必要です

購入から現地で繋がるまでの手順と日数の数え方

eSIMの設定は、日本にいるうちにインストールまで済ませ、現地では回線を切り替えるだけの状態にしておくのが基本です。海外の空港のフリーWiFiでインストール作業を行うのは、通信内容の安全性の面で避けたほうが確実です。

  1. STEP

    端末チェックとSIMロック解除を済ませる

    出発前に、eSIM対応とSIMロック解除を確認します。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。

  2. STEP

    日本でeSIMを購入する

    出発の1週間前から前日までが目安です。多くのサービスでは現地の回線に接続した時点から日数のカウントが始まりますが、eSIM squareのように開通予約に最大12時間かかるサービスもあるため、当日購入を前提にしないでください。

  3. STEP

    日本でプロファイルをインストールする

    iPhoneは「設定→モバイル通信→eSIMを追加」、Androidは「設定→ネットワークとインターネット→SIM→SIMを追加」からQRコードを読み込みます。プラン名を「アメリカ」などに変更しておくと、現地で切り替えやすくなります。

  4. STEP

    現地に到着してから回線を切り替える

    飛行機を降りたら機内モードを解除し、追加したeSIMをオンにします。eSIM側のデータローミングはオン、日本のSIMのデータローミングはオフにします。接続を確認してから、配車アプリの手配や連絡に進んでください。

  5. STEP

    帰国後に元に戻す

    モバイルデータ通信を日本のSIMに戻します。同じサービスを再利用する予定があれば、プロファイルは残しておくとチャージして使えます。

日数のカウント開始と時差13〜17時間

アメリカ向けeSIMの多くは、購入時点ではなく現地のネットワークに接続した時点から日数のカウントが始まります。KlookとWorld eSIMはいずれも公式サイトでこの仕様を明記しています。日本でインストールを済ませても、機内モードを解除するまでは日数が減りません。

注意したいのが時差です。日本とアメリカ本土の時差は13〜17時間あり、日付をまたいで到着するケースがほとんどです。

エリア日本との時差主な都市
東部時間13〜14時間ニューヨーク、ワシントンD.C.、ボストン
中部時間14〜15時間シカゴ、ヒューストン
山岳部時間15〜16時間デンバー、フェニックス
太平洋時間16〜17時間ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル
ハワイ時間19時間ホノルル
※差の幅はサマータイム(3月第2日曜〜11月第1日曜)の有無によるもの。ハワイとアリゾナ州の大部分はサマータイムを実施していません。

日数のカウントは、購入したサービスの規定によって現地時間基準の場合と、有効化から24時間単位の場合があります。Glocal eSIMは公式に「利用期間は現地時間で申し込む」と案内し、Airaloは「有効化した時刻から24時間ごと」と定めています。7日間の旅程なら8日間のプランを選ぶなど、1日分の余裕を持たせておくと帰国日に慌てずに済みます。

現地購入・WiFiレンタル・国際ローミングとの比較

7日間の旅行で通信手段を比較すると、日本で購入するeSIMが500〜4,430円で最も安く、到着直後から使えます。現地SIMは店舗を探す手間と到着直後に通信できない問題があり、国際ローミングは1日980円換算で7日6,860円と割高になります。

方法7日間の費用目安メリットデメリット
eSIM(日本で購入)500〜4,430円到着直後から使える/9社で最安対応端末が必要
現地SIMを購入30〜50米ドル前後〜米国の電話番号が付く店舗を探す手間/到着直後は使えない/英語での手続き
WiFiルーターレンタル5,000〜13,000円端末を選ばない/複数人で共有できる受取返却の手間/充電と持ち運び
キャリアの海外ローミング約6,860円設定がほぼ不要9社のeSIMより高い
※eSIMの費用は本記事で紹介した9社の7日間プランの範囲(TRAVeSIM 1GB 500円〜World eSIM 無制限4,430円)。国際ローミングは1日980円で7日間利用した場合の換算額。2026年8月6日時点。

eSIMは「やめたほうがいい」?デメリットと不評の理由

eSIMを検索すると「やめたほうがいい」「不評」といった言葉が出てきます。実際には、対応端末を持っていて設定手順を事前に確認できるなら、eSIMが最も安く手軽な選択肢です。不評とされる理由は、次の4点に集約されます。

eSIMのデメリット
  • 購入後のキャンセルや返品が原則できない
  • 対応端末が限られる(iPhone XS/XR以降などが目安)
  • 設定を自分で行う必要がある
  • 複数人でのシェアには向かない

このうち実害が大きいのは、購入後のキャンセルができない点だけです。eSIMはデジタル商品のため、購入と同時に発行されます。Glocal eSIMは公式に「申込後のキャンセル不可」と明記しています。ただし返金や保証の制度を設けているサービスもあるため、旅行が中止になる可能性があるなら、そこで選んでおくとリスクを避けられます。

サービスキャンセル・返金の扱い
Klookデータ未使用なら予約確定日から180日以内は全額返金
Holafly購入後6か月以内。旅行中止・端末非対応は全額返金
trifaあんしんキャンセル保証(開通前なら理由を問わず全額返金/保証料が別途必要)
Glocal eSIM申込後のキャンセル不可
※2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。記載のない5社については公式サイトでご確認ください。

残る3点は、いずれも購入前に対処できます。対応端末かどうかは端末チェックで5分で確認でき、設定に不安があるなら24時間の日本語サポートを持つサービスを選べば解消します。複数人で1台を共有したい場合や、eSIM非対応の端末しかない場合は、WiFiルーターのレンタルが現実的な選択肢です。

長期滞在・留学・周遊で使うなら

1か月以上の滞在や、カナダ・メキシコへの移動を含む旅程では、短期旅行とは選び方が変わります。

1か月以上滞在する場合

留学や駐在で数か月滞在する場合、eSIMをまとめて買うより、短期eSIMで到着後2〜4週間をつなぎ、住所が決まってから現地キャリアと契約するほうが安く済みます。

つなぎ期間の選択肢としては、月額プランを持つUbigiが有力です。滞在期間が確定していなくても、同じeSIMを使い続けられます。30日プランは60GBまで高速で、超過後も2Mbpsを維持するため、制限後も実用に耐えます。

期間サービスとプラン料金
2週間程度Glocal eSIM 10GB/15日1,780円
1か月(節約重視)Glocal eSIM 10GB/30日1,980円
1か月(容量重視)Ubigi 無制限/30日10,500円
1か月(最安の無制限)Klook 無制限/30日7,989円
期間が未確定Ubigi 月額プランアプリから購入
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。

現地の電話番号が必要になる手続き(銀行口座の開設、賃貸契約、就職の応募など)を予定しているなら、World eSIMの電話番号付きプランに180日・365日の設定があります。

カナダ・メキシコにも行く場合

アメリカからカナダやメキシコへ移動する旅程では、北米周遊プランを扱うサービスを選ぶとeSIMを買い直す必要がありません。TRAVeSIMとAiraloが該当します。

ただし周遊プランは国別プランより割高になる傾向があります。滞在の大半がアメリカで、隣国には数日しか行かないのであれば、国別プランを2枚買うほうが安く済むケースがあります。購入前に、周遊プランと国別プラン2枚分の合計を比べてください。

アメリカのeSIMに関するよくある質問

Q

アメリカでeSIMを買うならどこがいいですか?

A

データ量を気にせず使いたいならKlookです。7日間の無制限が2,022円で9社中最安、1日15GBまで高速という条件も最も緩く設定されています。5GB程度で足りるならGlocal eSIMの7日1,080円、地図と連絡だけならTRAVeSIMの7日1GB 500円が安く済みます。

Q

アメリカのeSIMはハワイでも使えますか?

A

サービスによって扱いが異なります。Klook・TRAVeSIM・Glocal eSIM・eSIM square・Ubigiはハワイ対応を公式に明記しています。一方Holaflyは、アメリカ向けeSIMではハワイで接続が不安定になる場合があるとして、ハワイ専用eSIMの利用を推奨しています。ハワイに行くなら、対応を明記しているサービスを選んでください。

Q

グアムやサイパンでも使えますか?

A

使えないケースが大半です。グアムとサイパンは本土とは別系統の通信事業者がサービスを提供しているため、アメリカ向けプランの対象外となっています。KlookとHolaflyは公式に対象外と明記しており、TRAVeSIMとGlocal eSIMはグアム向けを別プランとして販売しています。渡航予定があるなら、グアム専用のプランを購入してください。

Q

いつeSIMを購入すればいいですか?

A

出発の1週間前から前日までが目安です。プロファイルのインストールには安定したWiFiが必要なため、日本を出る前に済ませてください。eSIM squareは開通予約から最大12時間かかるため、出発当日の購入はできません。UbigiとHolaflyは購入から6か月の猶予があり、早めに買っても失効しません。

Q

日本のSIMはどうすればいいですか?

A

入れたまま、データローミングだけをオフにしてください。この状態なら、日本の番号でSMSを受信しながら、データ通信はアメリカのeSIMで安く使えます。データローミングをオンのままにすると、日本のキャリア側で通信が発生し高額請求につながる場合があります。

Q

データを使い切ったらどうなりますか?

A

容量固定プランは通信が停止し、追加のチャージが必要になります。trifa・Airalo・Ubigi・eSIM squareはアプリや公式サイトからチャージできます。無制限プランの場合は通信が止まるのではなく、速度が落ちて継続します。

Q

米国の電話番号は必要ですか?

A

短期の旅行なら必要ありません。日本のSIMを残したままにすれば、二段階認証のSMSは日本の番号で受け取れます。配車アプリやレストラン予約も、出発前に日本の番号でアカウント登録を済ませておけば使えます。必要になるのは、現地の店舗から電話で折り返しを受ける場合や、留学・駐在で現地サービスに登録する場合です。その際はWorld eSIM・eSIM square・Airaloの3社が通話対応プランを扱っています。

まとめ|アメリカのeSIMは使うデータ量と行き先で選ぶ

アメリカのeSIMは、無制限ならKlookが7日2,022円で9社中最安です。1日15GBまで高速という条件も最も緩く、料金と条件の両方で他社を上回ります。5GB程度で足りるならGlocal eSIMの7日1,080円、米国の電話番号が必要ならWorld eSIMが該当します。

こんな人おすすめ料金の目安
料金を最優先したいKlook7日無制限 2,022円
米国の電話番号が必要World eSIM7日無制限 4,430円
5〜10GBで足りるGlocal eSIM7日5GB 1,080円
設定に不安があるtrifa7日3GB 1,960円
1日3GB以上使うHolafly7日無制限 4,190円
地図と連絡だけTRAVeSIM7日1GB 500円
PCをつないで作業するAiralo7日無制限 4,150円
空港で相談したいeSIM square7日10GB 2,180円
1か月以上滞在するUbigi30日無制限 10,500円
※金額はすべて税込。2026年8月6日時点で各社公式サイトを確認。

購入前には、端末がeSIMに対応しているかと、渡航先が対応エリアに含まれるかを必ず確認してください。ハワイは各社で扱いが分かれており、グアム・サイパンは大半のプランで対象外です。アラスカについて明記しているのはUbigiのみで、同社は対象外としています。