中国旅行のeSIMは、料金を比べる前に「そもそもLINEやGoogleが日本と同じように使えるのか」が分からないまま、10社近い選択肢を前に止まりがちです。
結論から言うと、料金で選ぶならeSIM squareです。無制限が7日4,270円、3GBが990円と、無制限と少量の両方で4社最安になりました。全プランが5G対応です。
ただし中国では、「VPN不要」と書かれていても、その理由が3通りに分かれます。規制を回避できる仕組みを公式サイトで説明しているのは4社中2社しかなく、この点を重視するならtrifaが該当します。仕組みは規制の回避方法で先に整理します。
規制回避の記載・料金・接続回線の3軸で4社を比較し、各社公式サイトで2026年8月時点の情報を確認しました。
| サービス名 | 7日間の料金 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| \無制限も少量も最安/ eSIM square | 990円(3GB) | 無制限が全日数で4社最安。全15プランが5G対応 |
| \仕組みを公表/ trifa | 1,960円(3GB) | 規制を回避できる理由を公式に明記。24時間日本語チャット |
| \電話番号が使える/ World eSIM | 1,300円(3GB) | 4社で唯一の音声オプション。20GB以上の大容量も最安 |
| \1日単位で選べる/ Holafly | 4,490円(無制限) | 1〜90日を1日単位で指定可。6か月以内なら返金 |
目次
【結論】中国のeSIMおすすめ4選
料金を優先するならeSIM squareです。無制限も容量固定も4社で最も安く、全プランが5Gに対応します。規制を回避できる仕組みまで確認して選びたいならtrifa、現地の電話番号や20GB以上の大容量が必要ならWorld eSIMが候補になります。
中国のeSIMは、料金だけで選べません。購入しても現地でLINEやGoogleが使えなければ、目的を果たせないためです。そこで本記事では、規制の回避について公式サイトに記載が確認できたサービスに絞って掲載しています。
以下、4社の位置づけを1社ずつ整理します。
eSIM square|料金を最優先する人向け
eSIM squareは、海外通信を30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するサービスです。中国は無制限が3日1,970円から30日10,430円までで、比較した4社すべての日数で最安になりました。300MB210円から30GBまで15プランあり、全プランが5Gに対応します。
trifa|仕組みまで確認して選びたい人向け
trifaは、株式会社トリファが運営する日本発のeSIMアプリです。中国向けは中国移動(CMCC)の回線に接続し、インターネットへの出口を中国本土の外に置く国際ローミング方式を採用していると公式サイトに明記しています。日本語の有人チャットが24時間動いている点も、4社では数少ない体制です。
World eSIM|現地の電話番号や大容量が必要な人向け
World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場)のサービスです。データプランに音声オプションを追加すると現地の電話番号が付き、4社では唯一、中国で通話とSMSを使えます。20GBが5日3,960円、50GBが10日8,900円と、大容量帯の料金も4社で最安です。
Holafly|日数が中途半端な旅程の人向け
Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、中国では無制限プランのみを提供しています。1日から90日まで1日単位で日数を指定できるため、4日や6日といった刻みの合わない旅程でも無駄が出ません。旅行が中止になった場合、購入後6か月以内なら全額返金されます。
中国でLINEやGoogleが使えない理由と回避の仕組み
- 中国では金盾(グレートファイアウォール)により、LINE・Google・Instagramなどにアクセスできない
- 旅行者向けeSIMの多くは、通信の出口を中国本土の外に置くことで規制の影響を受けない
- ただし回避の仕組みは3通りあり、どれを採用しているかは公表していない社もある
中国では、政府がインターネットの通信を監視・遮断する仕組みを運用しています。金盾(グレートファイアウォール)と呼ばれるもので、中国国内から接続すると日本で日常的に使うサービスの多くにアクセスできません。
| 中国で制限されている主なサービス | ||
|---|---|---|
| LINE | X(旧Twitter) | |
| Google検索 | Googleマップ | Gmail |
| YouTube | Netflix | |
規制を回避できる3つの仕組み
比較サイトでは「VPN不要」と一括りに書かれがちですが、その理由は同じではありません。大きく3類型に分かれます。
| 方式 | 仕組み | 注意点 |
|---|---|---|
| 国際ローミング型 | 現地の基地局につなぎつつ、通信の出口を香港やシンガポールなど中国本土の外に置く | 追加の設定は不要。回線混雑の影響は受ける |
| VPN内蔵型 | eSIMにVPN機能が付属し、通信を暗号化して別の国のサーバーを経由させる | VPN側の接続状況に左右される場合がある |
| 現地キャリア直結型 | 中国移動などの回線に直接つながる | 規制の影響を受ける。別途VPNが必要になる |
旅行者向けeSIMの多くは1つ目の国際ローミング型です。日本で買ったeSIMなら大丈夫、という理解は正確ではなく、現地キャリアに直結する商品を選ぶと規制を受けます。購入前に方式を確認してください。
日本で購入する旅行者向けeSIMの多くは国際ローミング方式を採用しており、インターネットへの出口が香港やシンガポールなど中国本土の外に置かれるため、規制の影響を受けずに通信できる旨が公式サイトに記載されています。
引用元:trifa 中国旅行におすすめのeSIM
公式に記載しているのは4社中2社
規制の回避について公式サイトで説明しているかどうかを整理しました。記載の濃さには差があります。
| サービス | 公式サイトの記載 | 仕組みの説明 |
|---|---|---|
| trifa | ◎ VPNを別途用意しなくても使えると明記 | ◎ 国際ローミング方式と説明 |
| World eSIM | ◎ 特別な設定は不要でLINE・Googleを利用できると明記 | ○ 国際ローミングによると説明 |
| eSIM square | △ 商品ページで要確認 | − 記載なし |
| Holafly | △ LINEの利用に触れるのみ | − 記載なし |
記載がないことは、規制を受けることを意味しません。ただしeSIMは購入後のキャンセルが原則できないため、不安があるなら記載が明確なサービスを選ぶか、購入前にサポートへ確認するのが確実です。料金の安さと記載の明確さは一致しないため、どちらを優先するかは旅程しだいになります。
中国でeSIMを使う前の端末チェック3ステップ
eSIM対応・SIMロック解除・端末の購入国の3点を、出発前に確認します。所要時間は5分程度です。デジタル商品のため、購入後に非対応と判明してもキャンセルできません。
- STEP
eSIM対応か確認する
電話アプリで
*#06#と入力し、「EID」が表示されればeSIM対応です。表示されない機種はeSIM自体が使えません。目安はiPhone XS/XS Max/XR以降、Google Pixel 4/4a以降、Galaxy S23シリーズ以降です。 - STEP
SIMロックが解除されているか確認する
iPhoneは「設定→一般→情報」、Androidは「設定→デバイス情報→SIMカードステータス」から確認できます。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。
- STEP
端末をどこで買ったかを確認する
中国本土で販売されたiPhoneは、長らくeSIM機能が使えませんでした。中古やフリマで購入した端末が中国版だったというケースもあるため、購入元が不明な場合は必ず確認してください。
中国本土で買ったiPhoneの扱いは変わった
「中国版iPhoneはeSIM非対応」という説明を見かけますが、現在は例外があります。中国本土で購入したiPhone AirとiPhone 17eは、eSIMに対応しています。物理SIMスロットを持たないiPhone Airの登場にあわせ、中国当局がeSIMの商用利用を認可したためです。
中国本土で購入したiPhone Air(モデルA3518)またはiPhone 17e(モデルA3635)では、1台に最大2つのeSIMを設定でき、アクティベートには通信事業者の店舗での本人確認が必要と案内されています。
引用元:Apple サポート 中国本土でiPhoneでeSIMを使う
この2機種以外の中国本土版iPhoneは、引き続きeSIMを利用できません。該当する場合や、SIMロックが解除できない場合は、モバイルWiFiルーターのレンタルに切り替えてください。
失敗しない中国eSIMの選び方|4つのポイント
ポイント1:規制回避の方式を確認する
中国では、この確認が料金より先に来ます。商品ページに「VPN不要」「LINE・Google利用可」と明記されているか、国際ローミング方式かを見てください。記載が見当たらない場合は、購入前にサポートへ問い合わせるのが確実です。
ポイント2:1日に使うデータ量から必要な容量を決める
必要な容量は1日あたりの使い方で決まります。中国は決済も配車も地図もアプリが前提のため、他の旅行先より通信の出番が多くなる傾向があります。
| 用途 | 1GBでできる目安 | 1日あたりの目安 |
|---|---|---|
| 地図アプリ | 約20時間 | 0.1〜0.3GB |
| LINE・メッセージ | テキスト約50万通 | 0.05GB未満 |
| QR決済・配車アプリ | 約30回の利用 | 0.1GB前後 |
| Web検索・閲覧 | 約3,000ページ | 0.2〜0.5GB |
| Instagram・X閲覧 | 約1.5時間 | 0.5〜1GB |
| YouTube(標準画質) | 約1〜2時間 | 1〜3GB |
地図・決済・連絡が中心なら1日0.5GB前後、SNSに投稿しても1日1GB程度に収まります。3日間の旅行なら1GB、1週間でも3GBあれば足りる計算です。7日3GBならeSIM squareの990円、7日無制限でも4,270円が該当します。
ポイント3:香港・マカオに行くかを確認する
香港とマカオは特別行政区で、金盾の規制対象外です。ただし通信事業者は本土と別系統のため、中国本土向けプランがそのまま使えるとは限りません。
| 行き先 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 中国本土のみ | 単国プランでよい | 規制回避の記載を確認して選ぶ |
| 香港・マカオも訪れる | 対象地域を確認する | 別プランや周遊プランが必要な場合がある |
| 香港・マカオのみ | 各地域のプラン | 規制対象外のため通常のeSIMで足りる |
ポイント4:サポート時間と対応手段を確認する
中国は時差が1時間しかない一方、規制の影響で問い合わせ手段そのものが制限される可能性があります。現地から連絡できる手段を複数持っているサービスを選ぶと安全です。
| サービス | 対応時間 | 手段 |
|---|---|---|
| World eSIM | 24時間365日 | フリーダイヤル、LINE、WEBフォーム |
| trifa | 24時間 | アプリ内の日本語有人チャット |
| eSIM square | 24時間(チャット) | チャット、国内6空港カウンター |
| Holafly | 24時間365日 | チャット、メール、LINE |
中国ので使えるeSIM4社を比較
料金はeSIM squareが無制限・少量ともに最安、20GB以上の大容量はWorld eSIMが最安です。一方で規制回避の記載が明確なのはtrifaとWorld eSIMの2社で、料金の順位と一致しません。
| サービス | 7日3GB | 7日無制限 | 接続回線 | 5G | 規制回避の記載 | テザリング | 電話番号 | チャージ | サポート |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| eSIM square | ◎ 990円 | ◎ 4,270円 | △ CMLINK | ◎ 全プラン対応 | △ 商品ページで要確認 | ○ 可 | なし | ◎ 可 | ◎ 24時間・空港6か所 |
| trifa | △ 1,960円 | × 5,990円 | ◎ 中国移動(CMCC) | × 4G/LTEのみ | ◎ 仕組みまで明記 | ◎ 上限の記載なし | なし | ◎ 可 | ◎ 24時間日本語有人 |
| World eSIM | ○ 1,300円 | × 5,950円 | ◎ 中国聯通(CUCC) | ◎ 対応 | ◎ 利用できると明記 | △ 一部制限の可能性 | ◎ オプションで付与可 | △ 一部プランのみ | ◎ 電話24時間365日 |
| Holafly | − 提供なし | ○ 4,490円 | ◎ 中国移動(CMCC) | ◎ 対応 | △ LINEに触れるのみ | × 1日1GBまで | なし | − 無制限のため不要 | ○ 24時間365日 |
無制限プランの日数別比較
無制限プランは全日数でeSIM squareが最も安く、日数が長いほど差が開きます。最も需要の多い7日間で、2番目に安いHolaflyより220円、最も高いtrifaより1,720円下回ります。
| 日数 | eSIM square | Holafly | World eSIM | trifa |
|---|---|---|---|---|
| 3日 | ◎ 1,970円 | ○ 1,990円 | × 2,960円 | × 2,970円 |
| 5日 | ◎ 2,980円 | ○ 3,290円 | × 4,150円 | − 提供なし |
| 7日 | ◎ 4,270円 | ○ 4,490円 | × 5,950円 | × 5,990円 |
| 10日 | ◎ 5,470円 | ○ 5,990円 | × 7,980円 | − 提供なし |
| 15日 | ◎ 7,470円 | ○ 8,190円 | × 11,480円 | × 11,990円 |
| 30日 | ◎ 10,430円 | ○ 12,090円 | × 15,980円 | × 16,000円(31日) |
3日間ではeSIM squareとHolaflyの差が20円で、実質互角です。4日や6日など刻みの合わない旅程では、1日単位で選べるHolaflyのほうが結果的に安くなる場合があります。
1日あたりの単価で比較
eSIMは端末代も事務手数料も発生しないため、支払総額はプラン料金と同額です。日数の異なるプランを比べる場合は、プラン料金を日数で割った1日あたり単価が判断材料になります。
| 日数 | eSIM square | Holafly | World eSIM | trifa |
|---|---|---|---|---|
| 3日間 | 656円 | 663円 | 986円 | 990円 |
| 5日間 | 596円 | 658円 | 830円 | − |
| 7日間 | 610円 | 641円 | 850円 | 855円 |
| 10日間 | 547円 | 599円 | 798円 | − |
| 15日間 | 498円 | 546円 | 765円 | 799円 |
| 30日間 | 347円 | 403円 | 532円 | 516円(31日) |
eSIM squareは3日間で656円、30日間では347円と、日数を延ばすほど単価が下がります。旅程が確定しているなら、日数を切り詰めるより余裕を持たせたほうが単価は下がります。
容量固定プランの比較
容量固定プランは、10GBまでをeSIM squareが、20GB以上をWorld eSIMが押さえる形になります。この境界がはっきりしているため、必要な容量が決まっていれば選ぶ社も自動的に決まります。
| 容量 | 最安 | 2番目 | 3番目 |
|---|---|---|---|
| 300MB | eSIM square 10日 210円 | − 提供なし | − 提供なし |
| 1GB | eSIM square 3日 490円 | World eSIM 3日 690円 | trifa 3日 790円 |
| 3GB | eSIM square 7日 990円 | World eSIM 3日 1,260円 | trifa 3日 1,760円 |
| 5GB | eSIM square 5日 1,490円 | eSIM square 15日 1,730円 | World eSIM 3日 1,760円 |
| 10GB | World eSIM 5日 2,210円 | eSIM square 7日 2,480円 | World eSIM 7日 2,730円 |
| 20GB | World eSIM 5日 3,960円 | trifa 31日 5,020円 | eSIM square 30日 6,720円 |
| 30GB | World eSIM 10日 5,980円 | trifa 60日 8,500円 | eSIM square 60日 10,810円 |
| 50GB | World eSIM 10日 8,900円 | − 提供なし | − 提供なし |
eSIM squareの3GBは7日990円で、同社の無制限7日4,270円のおよそ4分の1です。動画を見ない旅程であれば、無制限を選ばないほうが3,280円安く済みます。
中国eSIMおすすめ4社を詳しく解説
順位は付けず、各社の最適な用途と、その裏側にある制約を1社ずつ整理します。料金・プラン内容はいずれも2026年8月時点の公式サイト記載内容です。
eSIM square
- 無制限プランが3日1,970円から30日10,430円まで、比較した4社の全日数で最安
- 300MB210円、1GB490円と少量プランも4社で最も安い
- 中国だけで15プランあり、300MBから無制限30日まで容量と日数を細かく合わせられる
- 全15プランが5G対応。4G止まりのプランが混在しない
- 24時間チャットに加えて、国内6空港のカウンターで対面サポートを受けられる
eSIM squareは、株式会社テレコムスクエアが運営するプリペイド型のeSIMサービスです。中国の接続キャリアはCMLINKで、全プランが5Gに対応します。
7日間の無制限で比較すると、eSIM squareは4,270円、2番目に安いHolaflyは4,490円で、差額は220円です。日数が延びるほど差は開き、30日間ではHolaflyより1,660円、trifaより5,570円下回ります。3GBが990円という少量帯の価格も4社で最安で、料金だけを見れば全帯域で優位に立ちます。一方で、規制回避の方式を公式サイトで明示していないため、購入前に商品ページの記載を確認するか、チャットで問い合わせておくと確実です。
| 容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 300MB | 10日 | 210円 |
| 1GB | 3日 | 490円 |
| 3GB | 7日 | 990円 |
| 5GB | 5日/15日 | 1,490円/1,730円 |
| 10GB | 7日/30日 | 2,480円/5,300円 |
| 20GB | 30日 | 6,720円 |
| 30GB | 60日 | 10,810円 |
| 無制限 | 3日/5日/7日 | 1,970円/2,980円/4,270円 |
| 無制限 | 10日/15日/30日 | 5,470円/7,470円/10,430円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社テレコムスクエア |
| 接続キャリア | CMLINK |
| 通信規格 | 5G対応(全プラン) |
| プラン数 | 中国15プラン |
| 規制回避の方式 | 公式サイトに記載なし(商品ページで要確認) |
| 電話番号 | なし(全プラン電話・SMS非対応) |
| テザリング | 可 |
| チャージ | 可 |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| キャンセル | 申込後のキャンセル・変更は不可 |
| 料金改定 | 毎月1日に為替レートに応じて変更 |
| サポート | 24時間チャット、国内6空港カウンター |
- 料金を最優先したい人(無制限も少量も4社最安)
- 5G通信を前提にしたい人
- 出発前に空港カウンターで対面のサポートを受けたい人
- 規制回避の方式を事前に確認したうえで契約したい人
- 20GB以上の大容量が必要な人(World eSIMが30日20GB4,460円)
- 月をまたいで購入予定があり、料金の変動を避けたい人
trifa(トリファ)
- 国際ローミング方式で規制の影響を受けない仕組みを、公式サイトで説明している
- 日本語の有人チャットが24時間動いており、現地の夜でも設定を相談できる
- アプリから1日単位で日数を選べるため、公式の刻みに合わない旅程でも無駄が出ない
- 容量を使い切ってもアプリから追加チャージできる
trifaは、株式会社トリファが運営する日本発の海外eSIMアプリです。中国向けの接続回線は中国移動(CMCC)で、通信規格はLTE/4Gです。
4社のなかで唯一、規制を回避できる理由を公式サイトで具体的に説明しています。国際ローミング方式を採用し、インターネットへの出口を香港やシンガポールなど中国本土の外に置いているため、VPNを別途用意しなくてよいという説明です。7日3GBはeSIM squareより970円高くなりますが、この差額で仕組みの説明と24時間の日本語有人サポートが付くと考えれば、初めての中国旅行では合理的な選択になります。5G通信には対応していません。
| 利用日数 | 少量 | 中容量 | 無制限 |
|---|---|---|---|
| 3日間 | 790円(1GB) | 1,760円(3GB) | 2,970円 |
| 7日間 | 1,960円(3GB) | 3,820円(10GB) | 5,990円 |
| 15日間 | 2,360円(3GB) | 3,900円(10GB) | 11,990円 |
| 31日間 | 3,000円(5GB) | 5,020円(20GB) | 16,000円 |
| 60日間 | 4,350円(10GB) | 8,500円(30GB) | 16,000円(80GB) |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社トリファ |
| 接続回線 | 中国移動(CMCC) |
| 通信規格 | LTE/4G(5G非対応) |
| 規制回避の方式 | 国際ローミング方式と公式に説明 |
| 対応日数 | 1日単位(アプリから選択) |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| テザリング | 可 |
| チャージ | 可(アプリから追加購入) |
| 無制限の速度制限条件 | 公式サイトに記載なし |
| サポート | 24時間の日本語有人チャット |
| 対応国数 | 200以上の国と地域 |
- 規制を回避できる仕組みを確認したうえで契約したい人
- eSIMが初めてで、設定を日本語で相談したい人
- PCやタブレットをつないで作業する予定がある人
- 料金を最優先したい人(7日無制限でeSIM squareより1,720円高い)
- 5G通信を使いたい人(LTE/4G対応のみ)
- 無制限の速度制限条件を事前に確認したうえで契約したい人
World eSIM
- 音声オプションを追加すると現地の電話番号が付く。4社で唯一の対応
- 20GBが5日3,960円、50GBが10日8,900円と、大容量帯では4社で突出して安い
- 特別な設定なしでLINEやGoogleを利用できると公式サイトに明記している
- 1〜60日を1日単位、容量は1GB〜50GBと選択肢が4社で最も広い
- フリーダイヤルが24時間365日つながる。運営元は東証プライム上場の株式会社ビジョン
World eSIMは、海外WiFiレンタル「グローバルWiFi」を運営する株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416)のeSIMサービスです。中国の接続回線は中国聯通(CUCC)で、全プランが5Gに対応します。
他社と明確に違う点が2つあります。1つ目は大容量帯で、20GBは5日3,960円と、eSIM squareの30日6,720円より2,760円安く済みます。30GBや50GBのプランを扱っているのも4社ではWorld eSIMのみです。
2つ目が電話番号です。データプランに音声オプションを追加すると現地の電話番号が付き、通話とSMSを利用できます。中国で電話番号を取得できるのは、比較した4社ではWorld eSIMだけです。一方、無制限プランは7日5,950円とeSIM squareより1,680円高いため、無制限を選ぶ場合は候補から外れます。
公式サイトのよくある質問に、特別な設定は不要でSNS(LINE、X、Facebookなど)やGoogleのサービス(Gmail、YouTubeなど)を利用できる旨が記載されています。
引用元:World eSIM 中国で使えるeSIM
| 容量 | 3日間 | 5日間 | 7日間 | 10日間 | 15日間 | 30日間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1GB | 690円 | 710円 | 730円 | 760円 | − | − |
| 3GB | 1,260円 | 1,280円 | 1,300円 | 1,330円 | − | − |
| 5GB | 1,760円 | 1,780円 | 1,800円 | 1,830円 | 1,880円 | 2,030円 |
| 10GB | − | 2,210円 | 2,730円 | 2,790円 | 2,890円 | 3,190円 |
| 20GB | − | 3,960円 | 4,000円 | 4,060円 | 4,160円 | 4,460円 |
| 30GB | − | − | − | 5,980円 | 6,080円 | 6,380円 |
| 50GB | − | − | − | 8,900円 | 9,000円 | 9,300円 |
| 無制限 | 2,960円 | 4,150円 | 5,950円 | 7,980円 | 11,480円 | 15,980円 |
音声オプションの料金
音声オプションは、データプランの料金に以下の金額を加算する仕組みです。利用日数やデータ容量にかかわらず一律です。
| 国内通話 | 国際通話 | SMS | 料金 |
|---|---|---|---|
| 7分 | 3分 | 10件 | 2,280円 |
| 15分 | 5分 | 20件 | 3,280円 |
| 37分 | 13分 | 50件 | 3,980円 |
| 75分 | 25分 | 100件 | 4,980円 |
| 150分 | 50分 | 200件 | 5,880円 |
注意したいのが、10日以上のプランでは最も安い2,280円の音声オプションを選べない点です。この場合は3,280円からとなります。データのみなら1GB・10日間で760円のため、音声を付けると合計4,040円と5倍以上になります。本当に必要かどうかを見極めてから追加してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビジョン(東証プライム上場・証券コード9416) |
| 接続回線 | 中国聯通(CUCC) |
| 通信規格 | 5G対応 |
| 規制回避の方式 | 国際ローミングにより利用できると公式に説明 |
| プラン構成 | 無制限1〜60日、期間容量1GB〜50GB |
| 電話番号 | あり(音声オプションを追加した場合) |
| テザリング | 可(一部の無制限プランは制限される場合があると公式に記載) |
| 無制限の速度制限条件 | 制限がかかる場合があるとの記載のみ(具体値の記載なし) |
| チャージ | 一部プランのみ。基本は新しいeSIMを追加購入 |
| サポート | 24時間365日(フリーダイヤル/LINE/WEBフォーム) |
| 関連サービス | グローバルWiFi(海外WiFiレンタル) |
- 現地の電話番号で通話やSMSを使いたい人
- 20GB以上の大容量が必要な人
- チャットではなく電話で相談したい人
- 上場企業が運営しているかどうかを重視する人
- 無制限を安く買いたい人(7日でeSIM squareより1,680円高い)
- 容量を使い切ったあとに同じeSIMへチャージしたい人(一部プランのみ対応)
- 無制限の速度制限条件を数値で把握しておきたい人
Holafly
- 1〜90日を1日単位で選べるため、日数が中途半端な旅程でも無駄が出ない
- 無制限は3日1,990円からで、4社では2番目に安い水準
- 旅行が中止になった場合や端末が非対応だった場合、購入後6か月以内なら全額返金
- 有効期限が切れた後も毎月1GBのバックアップ通信が使える「Always On」が付く
Holaflyは、スペイン発のeSIMブランドで、中国では無制限プランのみを提供しています。接続回線は中国移動(CMCC)で、4G/LTE/5Gに対応します。
無制限の料金はeSIM squareに次ぐ2番目で、7日間の差は220円です。eSIM squareが3・5・7・10・15・30日の刻みしか持たないのに対し、Holaflyは1日単位で指定できます。4日や6日の旅程では、刻みの合わないeSIM squareで1日分を余らせるより、Holaflyのほうが結果的に安く収まる場合があります。
注意したいのがテザリングです。同行者や他の端末と共有できるのは1日1GBまでと定められています。7日プランなら合計7GBが共有の上限です。スマートフォン単体で使うぶんには無制限ですが、PCをつないで長時間作業する用途には向きません。
もう1点、香港へ渡航する人は注意が必要です。公式サイトでは、中国eSIMは中国本土での利用を前提としており、香港では香港eSIMの利用を推奨すると案内されています。
| 利用日数 | 料金 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 3日間 | 1,990円 | 約663円 |
| 5日間 | 3,290円 | 658円 |
| 7日間 | 4,490円 | 約641円 |
| 10日間 | 5,990円 | 599円 |
| 15日間 | 8,190円 | 546円 |
| 30日間 | 12,090円 | 403円 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 接続回線 | 中国移動(CMCC) |
| 通信規格 | 4G/LTE/5G |
| プラン | 無制限のみ |
| 対応日数 | 1〜90日(1日単位) |
| 規制回避の方式 | 公式サイトに記載なし |
| テザリング | 1日1GBまで共有可(7日プランは合計7GB) |
| 速度制限条件 | 公正利用ポリシーにより最大1日間の一時的な制限がかかる場合あり(具体値の記載なし) |
| 電話番号 | なし(データ通信専用) |
| 香港 | 香港eSIMの利用を推奨 |
| 返金対応 | 購入後6か月以内(旅行中止・端末非対応は全額) |
| サポート | 24時間365日(チャット・メール・LINE) |
- 4日や6日など、他社の刻みに合わない旅程で購入したい人
- データ量を気にせず、スマホ単体で使いたい人
- 旅行が中止になる可能性があり、返金を確保したい人
- PCやタブレットをつないで作業する人(テザリングは1日1GBまで)
- 3GB以下で足りる人(無制限プランのみの取り扱い)
- 香港にも渡航する人(公式が別のeSIMを推奨している)
【日数別】中国のeSIMで一番安いのはどれ?
日数別に見ると、無制限と少量はeSIM square、大容量はWorld eSIMという分かれ方になります。
| 日数 | 無制限の最安 | 少量(1〜3GB)の最安 | 大容量(10GB以上)の最安 |
|---|---|---|---|
| 3日間 | eSIM square 1,970円 | eSIM square 1GB 490円 | World eSIM 5日10GB 2,210円 |
| 5日間 | eSIM square 2,980円 | eSIM square 7日3GB 990円 | World eSIM 10GB 2,210円 |
| 7日間 | eSIM square 4,270円 | eSIM square 3GB 990円 | eSIM square 10GB 2,480円 |
| 10日間 | eSIM square 5,470円 | World eSIM 3GB 1,330円 | World eSIM 10GB 2,790円 |
| 15日間 | eSIM square 7,470円 | trifa 3GB 2,360円 | World eSIM 10GB 2,890円 |
| 30日間 | eSIM square 10,430円 | trifa 31日5GB 3,000円 | World eSIM 10GB 3,190円 |
検索需要が最も多い3〜7日では、3GBで足りるかどうかが分岐点になります。3GBならeSIM squareの990円、容量を気にしたくないなら同社の無制限で、差額は3,280円です。この金額を動画を見る可能性に払うかどうかが判断の分かれ目になります。
中国のeSIMに電話番号やSMS認証は必要?
短期の旅行なら中国の電話番号は必要ありません。日本のSIMを残したまま使うデュアルSIM運用にすれば、SMS認証は日本の番号で受け取れます。どうしても必要な場合は、World eSIMの音声オプションが4社で唯一の選択肢になります。
SMS認証は日本の番号のまま受け取れる
eSIMは、日本のSIMを残したまま追加で入れる使い方が基本です。この設定なら、データ通信は中国のeSIM、SMS受信は日本の番号という使い分けができます。
| 用途 | 使う回線 | 費用 |
|---|---|---|
| データ通信 | 中国のeSIM | 購入したプラン料金のみ |
| SMS受信(二段階認証等) | 日本のSIM | 受信は基本的に無料 |
| 音声着信 | 日本のSIM | 国際転送料が発生する場合あり |
設定は「モバイル通信→デフォルトの音声回線=日本のSIM/モバイルデータ通信=eSIM」とするだけです。ただし日本のSIMのデータローミングは必ずオフにしてください。オンのままだと日本のキャリア側で通信が発生し、高額請求につながる場合があります。
決済アプリや配車アプリは出発前に登録する
中国は店舗の支払いがQRコード決済中心で、配車もアプリが前提です。これらのアプリは日本にいるうちに登録と本人確認を済ませておいてください。現地で登録しようとすると、認証SMSの受信やアプリのダウンロード自体でつまずく場合があります。
- 決済アプリは日本の電話番号とクレジットカードで登録できる場合が多い
- アプリのダウンロードは日本のうちに済ませる(現地でストアに繋がらない場合がある)
- 現地の電話番号が必須の手続きがある場合は、World eSIMの音声オプションを検討する
電話番号が必要になるのはどんな場面か
| 場面 | 現地番号 | 代替手段 |
|---|---|---|
| 同行者との連絡 | 不要 | LINEのトーク・無料通話 |
| 配車アプリの利用 | 不要 | 出発前に日本の番号でアカウント登録を済ませる |
| 二段階認証のSMS受信 | 不要 | 日本のSIMを残しておけば受信できる |
| 現地の店舗や施設から折り返しを受ける | あると安心 | World eSIMの音声オプション |
| 現地サービスへの新規登録 | 必要 | World eSIMの音声オプション、または現地キャリアと契約 |
音声オプションは最も安いもので2,280円かかり、10日以上のプランでは3,280円からになります。データ料金より高くつくため、折り返しの電話を受ける可能性が実際にあるかどうかで判断してください。
購入から現地で繋がるまでの手順
中国では、インストールを現地で行うと詰みやすくなります。設定に必要なページやアプリ自体が規制の対象になっている場合があるためです。日本にいるうちに設定まで済ませてください。
- STEP
端末チェックとSIMロック解除を済ませる
出発前に、eSIM対応とSIMロック解除を確認します。2021年10月以降に発売された端末は原則としてロックがかかっていません。それ以前の端末は、契約キャリアのマイページから無料で解除できます。
- STEP
日本でeSIMを購入する
出発の1週間前から前日までが目安です。購入前に、規制回避について商品ページの記載を確認しておいてください。多くのサービスでは現地の回線に接続した時点から日数のカウントが始まりますが、規定は各社で異なります。
- STEP
日本でプロファイルをインストールする
iPhoneは「設定→モバイル通信→eSIMを追加」、Androidは「設定→ネットワークとインターネット→SIM→SIMを追加」からQRコードを読み込みます。QRコードは印刷するか別の端末に表示しておくと確実です。
- STEP
必要なアプリを日本で入れておく
決済アプリ、配車アプリ、翻訳アプリ、地図アプリは出発前にインストールし、ログインまで済ませます。あわせてオフラインマップをダウンロードしておくと、万一通信できない場合の保険になります。
- STEP
現地に到着したら回線を切り替える
飛行機を降りたら機内モードを解除し、追加したeSIMをオンにします。eSIM側のデータローミングはオン、日本のSIMのデータローミングはオフにします。接続を確認してから移動に進んでください。
- STEP
帰国後に元に戻す
モバイルデータ通信を日本のSIMに戻します。同じサービスを再利用する予定があれば、プロファイルは残しておくとチャージして使えます。
中国でeSIMが使えないときの原因と対処
「使えない」には、そもそも回線に繋がらないケースと、繋がっているのに特定のアプリだけ開かないケースの2種類があります。どちらかで対処が変わります。
まったく通信できない場合
| 原因 | 対処 |
|---|---|
| データローミングがオフ | eSIM側のデータローミングをオンにする |
| モバイルデータ通信の回線が日本のSIMのまま | モバイルデータ通信の回線をeSIMに切り替える |
| eSIMの回線がオフ | 「この回線をオンにする」を有効にする |
| 一時的な不具合 | 端末を再起動する |
| SIMロックが未解除 | 現地では解除できないため、WiFiルーターなど代替手段に切り替える |
| 中国本土版の端末で非対応 | iPhone AirとiPhone 17e以外は利用できない |
繋がるのに特定のアプリだけ開かない場合
地図やWebは見られるのにLINEやInstagramだけ開かない場合、規制の影響を受けている可能性があります。現地キャリアに直結する方式のeSIMを購入していた場合、この状態は設定では解決できません。
- ホテルやカフェのWiFiに繋いでいないか確認する(フリーWiFiは規制の対象)
- 日本のSIMのデータ通信がオンになっていないか確認する
- 購入したサービスのサポートに、規制回避の方式を確認する
規制の対象や範囲は変動します。購入時点で使えていたサービスが、その後アクセスできなくなる可能性もあります。
現地SIM・WiFiレンタル・国際ローミングとの比較
中国では、現地でSIMカードを買う選択肢は他国ほど有利ではありません。実名登録が必要なうえ、規制の影響をそのまま受けるためです。
| 方法 | 7日間の費用目安 | 規制の影響 | デメリット |
|---|---|---|---|
| eSIM(日本で購入) | 730〜5,990円 | 方式によって受けない | 対応端末が必要/方式の確認が要る |
| 現地でSIMを購入 | 100元前後〜 | 受ける | 実名登録が必要/別途VPNが要る/店舗を探す手間 |
| WiFiルーターレンタル | 5,000〜9,000円 | 商品による | 受取返却の手間/充電と持ち運び |
| キャリアの海外ローミング | 約6,860円 | 受けない | 4社のeSIMより高い |
フリーWiFiも中国国内の回線を経由するため、接続できても規制の影響を受けます。「ホテルにWiFiがあるから大丈夫」という前提は成り立ちません。渡航前に通信手段を用意しておいてください。
eSIMは「やめたほうがいい」?デメリットと対処法
- 購入後のキャンセルや返品が原則できない
- 対応端末が限られる(iPhone XS/XR以降などが目安)
- 設定を自分で行う必要がある
- 中国では規制回避の方式まで確認する手間がかかる
このうちキャンセルについては、条件付きで返金に対応するサービスもあります。Holaflyは旅行の中止や端末の非対応を理由に、購入後6か月以内であれば全額返金すると案内しています。旅程が変わる可能性があるなら、こうした制度のあるサービスを選んでおくとリスクを抑えられます。
残る3点は購入前に対処できます。対応端末かどうかは端末チェック3ステップで確認でき、設定に不安があるなら24時間の日本語サポートを持つサービスを選べば解消します。規制回避の方式も、記載が明確なサービスを選べば確認の手間そのものが減ります。
中国のeSIMに関するよくある質問
Q
中国でeSIMを使うとLINEは使えますか?
A
国際ローミング方式のeSIMであれば利用できると各社が案内しています。trifaは公式サイトで、通信の出口を中国本土の外に置いているためVPNを別途用意しなくてよいと説明しており、World eSIMも特別な設定なしでLINEやGoogleを利用できると記載しています。ただし規制の状況は変動するため、購入前に最新の記載を確認してください。
Q
中国で安いeSIMはどれですか?
A
eSIM squareです。無制限が7日4,270円、3GBが990円と、比較した4社の無制限・少量の両方で最安になりました。300MB10日間が210円という選択肢もあります。20GB以上の大容量が必要な場合のみ、World eSIMのほうが安く済みます。
Q
中国で買ったiPhoneでもeSIMは使えますか?
A
機種によります。中国本土で購入したiPhone Air(モデルA3518)とiPhone 17e(モデルA3635)はeSIMに対応しており、Appleのサポートページでも案内されています。それ以外の中国本土版iPhoneはeSIMを利用できません。中古やフリマで購入した端末は、購入元の国を確認してください。
Q
電話番号付きのeSIMはありますか?
A
World eSIMが該当します。データプランに音声オプション(2,280円〜)を追加すると現地の電話番号が付き、通話とSMSを利用できます。比較した4社では唯一の対応です。残る3社はデータ通信専用のため、通話が必要な場合はLINEなどのアプリで代替してください。なお日本のSIMを残しておけば、日本の番号でSMSを受信できます。
Q
香港やマカオでも使えますか?
A
中国本土向けプランがそのまま使えるとは限りません。香港・マカオは通信事業者が本土と別系統のためです。Holaflyは公式サイトで、香港へ渡航する場合は香港eSIMの利用を推奨しています。両方を訪れる予定があるなら、購入前に対象地域を確認してください。なお香港・マカオは金盾の規制対象外です。
Q
データを使い切ったらどうなりますか?
A
容量固定プランは通信が停止します。trifaとeSIM squareはアプリや公式サイトからチャージできます。World eSIMは一部プランを除きチャージに対応しておらず、新しいeSIMを追加購入する形になるため、日数と容量は多めに見積もっておくと安心です。
まとめ|中国のeSIMは規制回避の方式と容量で選ぶ
中国のeSIMは、無制限も少量もeSIM squareが4社で最安です。規制を回避できる仕組みまで確認して選びたいならtrifa、現地の電話番号や20GB以上の大容量が必要ならWorld eSIM、日数が中途半端ならHolaflyが該当します。
| こんな人 | おすすめ | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 料金を最優先したい | eSIM square | 7日3GB 990円/7日無制限 4,270円 |
| 仕組みを確認して選びたい | trifa | 7日3GB 1,960円 |
| 電話番号・大容量が必要 | World eSIM | 5日20GB 3,960円+音声2,280円〜 |
| 日数が中途半端・返金が欲しい | Holafly | 7日無制限 4,490円 |
購入前には、規制回避の方式を必ず確認してください。中国では、eSIMが繋がっていてもLINEやGoogleが開かないという事態が起こり得ます。eSIMは購入後のキャンセルが原則できないため、記載が明確なサービスを選ぶか、事前にサポートへ問い合わせておくと確実です。
あわせて、端末がeSIMに対応しているかも出発前に確認しておいてください。日本にいるうちにインストールまで済ませておけば、到着後の設定は回線を切り替えるだけの数十秒で完了します。