広告運用・マーケティングの
メソッドがわかる

【広告主向け】ECサイトの売り上げを伸ばすアフィリエイト広告活用方法

【広告主向け】ECサイトの売り上げを伸ばすアフィリエイト広告活用方法

ECサイトの売り上げを伸ばすために、アフィリエイト広告を運用しようと考える広告主の方がたくさんいると思います。

そんな方々がアフィリエイト広告を運用するうえで抱えているであろう
「ECサイトでアフィリエイト広告をどう活用すればいいの?」
「ECサイトでのアフィリエイト広告の効果を高めるためにはどうすればいいの?」
という疑問に答えるために、要点をまとめました。

基本的な活用方法をはじめ、ECサイトの売り上げを伸ばすアフィリエイト広告運用について解説していきたいと思います。
この記事がECサイトでアフィリエイト運用をしている広告主の方のお力になれれば幸いです。

このブログの監修者

都留 樹生


株式会社FREEDiVE 取締役 COO
学生時代の友人である社長に拾われ 創業時にFREEDiVEにジョイン。成功報酬(アフィリエイト)領域の広告に対する知見と戦略設計で、200社以上の運用実績を持ち、FREEDiVEを売上0から7億円の企業に。個人でも8年間PPC系のアフィリエイターとして活動している。
@YabaAD_coo

ECアフィリエイトとは?

ECアフィリエイトとは、ECサイトの広告としてアフィリエイトを活用することです。
ECとアフィリエイトのそれぞれについて改めて確認をしていきましょう。

【復習】アフィリエイトとは

  • ASP

    ASP
  • アフィリエイター

    アフィリエイター
  • 広告主

    広告主
  • ユーザー

    ユーザー
  • 報酬の支払い

  • 登録

  • 広告依頼
    広告費

    商品・
    サービスの提供

  • 広告の
    クリック

    商品・
    サービスの購入

アフィリエイトとは「成果報酬型の広告」でしたね。

アフィリエイトには、

  • ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ):広告主とアフィリエイターを繋ぐ企業
  • アフィリエイター:アフィリエイト広告を掲載するブログやウェブサイトの運営者
  • 広告主:商品・サービスを拡販することを目的に、アフィリエイト広告の出稿をする企業
  • ユーザー:サイトを訪れ、商品・サービスの購入を行う消費者

の4つが関わっています。

アフィリエイターが成果を獲得するまでの流れとしては、

  1. ホームページやブログに特定の商品・サービスの広告を掲載する
  2. ユーザーがその広告から商品・サービスの購入をすることで、広告主の利益が生まれる
  3. アフィリエイターに成果報酬が送られる

という形でした。
アフィリエイターは、自身のホームページやブログなどにユーザーを集める必要があります。なので、コンテンツを増やすことや、ユーザーを集める工夫をすることが大切になってきますね。

一方で、広告主はアフィリエイト広告の運用をすることが求められます。アフィリエイターが運営しているブログやサイトにアフィリエイト広告を掲載してもらい、ユーザーがその広告をクリックして、商品やサービスの購入をするというアクションをどうやって増やしていけばいいのかを考えていく必要がありますね。のちに細かく説明していきますが、アフィリエイターとの信頼関係の構築も大切になってきます。
また、そもそものアフィリエイト広告をどういったものにするのかについても、当然工夫していかなければなりません。

FREEDiVEでは、広告主の方に向けて、ASPと広告主の橋渡し役として、ASP業務フォローや情報補完などのサービスを提供しています。気になった方はぜひお問い合わせください。

ECとは

ECとは「Electronic Commerce」の略で、インターネット上でものやサービスを売買すること全般を表します。日本語では電子商取引という意味で、よく耳にする言葉で言い換えると、「ネット通販」や「オンランショッピング」という言葉になります。
Amazonや楽天市場といったものがECサイトとして有名ですよね。

ECサイトには大きく2種類のタイプがあります。

  • モール型
  • 自社サイト型

モール型

モール型のECサイトとは、同一のECサイト内に複数の店舗商品・サービスが存在するECサイトです。
出店する企業は、比較的簡単にECサイトに商品・サービスの掲載をすることができます。
amazonや楽天市場がこれに該当します。

自社サイト型

自社サイト型のECサイトとは、自分の力でECサイトを立ち上げて運営・管理を行うECサイトになります。

自社の商品・サービスにあったECサイトにカスタマイズをすることができますが、その分の運営・管理はもちろん、ECサイト自体の広報活動も行う必要があります。

【まとめ】ECアフィリエイトとは

  • アフィリエイター
    アフィリエイター
    ブログorサイト
    • 商品・
      サービスの
      紹介
    • 広告の掲載

    広告

  • ユーザー
    ユーザー
    • クリック
    • ECサイトに
      移行
  • 広告主
    広告主
    ECサイト
    • 商品・
      サービスの
      購入
    ECサイトの内容
    • 報酬の支払い

ここまでの内容をまとめると、ECアフィリエイトとは、アフィリエイターに自社商品・サービスの広告を掲載してもらい、ECサイトの売り上げ向上に貢献をしてもらう仕組みのことになりますね。

広告主はアフィリエイターに協力をしてもらい、自社の商品・サービスを紹介してもらいます。

ECサイトのアフィリエイト広告活用方法

ECサイトのアフィリエイト広告をうまく活用するためには、アフィリエイト広告を運用するメリットをしっかりと理解しておく必要があります。
また、アフィリエイト広告は、商品・サービスの購入に貢献をしてくれたアフィリエイターに支払う報酬額を広告主が決定します。なので、アフィリエイターに対してどれくらいの額を報酬として支払うのかも考えていかなければなりません。
アフィリエイト広告のメリットとアフィリエイターに支払う報酬額の決定についてしっかりと確認をしていきましょう。

アフィリエイト広告の2つのメリットを理解

広告主がECサイトのアフィリエイト広告の運用をすることで、得られるメリットは2つあります。
広告主が得られるメリットは以下の2つです。

  • 費用対効果が高い
  • 効果的に商品・サービスの認知を広げることができる

それぞれ詳しくみていきましょう。

費用対効果が高い

広告主がアフィリエイト広告を運用することで得られるメリットのひとつ目は、費用対効果が高いことになります。

費用対効果が高くなる理由としては、アフィリエイト広告の費用が発生するタイミングが、他のリスティング広告などとは異なり、商品・サービスが購入されたときに初めて報酬の支払いが発生するためです。
これにより、広告掲載をするためにかかる費用が必要なく、リスクを抑えながら商品・サービスの広告を掲載してもらうことができます。

自社商品・サービスを広めたいけど、広告費をそれほど多く費やせないという悩みをお抱えている企業にはとても優しい仕組みですよね。

効果的に商品・サービスの認知を広げることができる

もうひとつのメリットは、効果的に商品・サービスの認知を広げることができることです。
自社商品・サービスを知らないユーザーに向けて、商品・サービスに関するコンテンツを用意しようとしても、すぐに作れるかわからないし、作ったとしてもユーザーの目に留まるとは限らないですよね。
そもそも、どういったコンテンツを作ればいいのかわからないということもあると思います。

そんなときに、コンテンツについての知識を豊富に持つアフィリエイターに、商品・サービスを紹介する記事を制作してもらうことや、ユーザーに多くみられている記事に広告を掲載してもらうことで、商品・サービスの認知をより効果的に広めることができるようになります。

アフィリエイト報酬額の決定

アフィリエイト広告は、「成果報酬型」の広告ですので、広告主は、成果をもたらしてくれたアフィリエイターに対して、報酬を支払う必要があります。
この報酬額は、広告主が決めることができます。(別途、ASPへの広告費を支払う必要があります。)

報酬額は、売り上げの何%をアフィリエイターに支払うか(報酬率)によって決定します。
例えば、商品の売り上げが10,000円、アフィリエイターへの報酬率を10%と設定していた場合は、10,000 × 10% = 1,000円の報酬を支払うことになります。

この報酬率を何%にするかは、競合他社やASP全体の報酬率をもとに設定していきます。アフィリエイターの目線で考えると、報酬率が高い方の広告を掲載しようと思いますよね。しかしながら、報酬率を高めすぎると費用に無駄が発生してしまいます。ですので、戦略的に報酬率の決定をしていきましょう。

ECアフィリエイトでの売り上げをアップするための3つのポイント

広告主が、ECアフィリエイトで商品・サービスの売り上げ向上を図るには、主に3つのことに気をつける必要があります。
ECアフィリエイトでの売り上げ向上を図るために重要なポイントは、以下の3つです。

  • 魅力的な広告の制作
  • 魅力的なECサイトの制作
  • アフィリエイターとのコミュニケーション

それぞれ詳しくみていきましょう。

魅力的な広告の制作

広告主は、アフィリエイターに掲載してもらう広告を、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的な広告を制作する必要があります。

アフィリエイターは、ユーザーの集客に貢献してくれますが、ユーザーが広告をクリックするかどうかは、その広告の質に左右されます。アフィリエイターがせっかく集客をしてくれたのに、広告を全然押してもらえないなんて事態は避けなければなりません。

魅力的なECサイトの制作

また、広告をクリックしてECサイトに流入したユーザーがストレスなく回遊できるECサイトを用意しておく必要があります。

これも広告と同じような考えになるのですが、広告をクリックしたユーザーが実際の商品・サービスをECサイトで物色しているとき、そのECサイト自体が使いづらかったり、わかりづらいものだと、ユーザーの離脱につながってしまいます。

アフィリエイターとのコミュニケーション

アフィリエイト広告では、アフィリエイターに広告を掲載してもらえなければ、何も始まりません。広告を掲載してくれるかどうかは、アフィリエイターの意思に委ねられているということを忘れてはいけません。

アフィリエイターとのコミュニケーションを通じて、広告を掲載し続けてもらうモチベーションを維持していきましょう。アフィリエイターも稼ぐためにアフィリエイトを行っているので、広告主側の都合でコミュニケーションを取るのではなく、アフィリエイターの気持ちもしっかりと汲み取ったコミュニケーションを取る必要があります。

また、広告主側から積極的に商品・サービスの情報提供をアフィリエイターにすることで、アフィリエイターが制作する記事がとてもユニークなものになり、ユーザーにとって魅力的なコンテンツの完成につながるでしょう。

もちろんASPとのやりとりも怠ってはいけませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では、ECサイトのアフィリエイト広告を考えている広告主の方向けに、ECアフィリエイトの解説をしてきました。
自分が制作する広告やECサイトの質を高めるだけでなく、アフィリエイターとのコミュニケーションが大切であることが伝わったかと思います。
広告主の方にとって、ECアフィリエイトでいい結果を残せるきっかけになれたら幸いです。

FREEDiVEでは、広告主の方に向けて、ASPと広告主の橋渡し役として、ASP業務フォローや情報補完などのサービスを提供しています。気になった方はぜひお問い合わせください。

ご相談はこちら